メインメモリーのメモリークロック
最終更新日
2024年01月03日
メインメモリーのメモリークロックとは
基礎
メインメモリーのメモリークロックとは、1秒間あたりにデータを転送する回数です。他の呼び方には、データ転送クロック周波数があります。単位
メモリークロックの単位はHzです。ヘルツと読みます。メモリーチップの規格からメモリークロックがわかる
メモリーチップの規格からメモリークロックがわかります。例えばDDR-333の場合、333MHzです。メインメモリーのオーバークロック
メインメモリーをオーバークロックできます。例えばDDR2-667のメインメモリーをオーバークロックしDDR2-800として動作できます。この場合、オーバークロックによりメモリークロックが667MHzから800MHzに向上です。ただし、オーバークロックするとメインメモリーの動作が不安定になる場合があります。メモリークロックとデータ転送速度
データ転送速度の求め方
メインメモリーのデータ転送速度を、メモリークロック×メモリーバス幅で求められます。メモリーバス幅が64ビットです。データ転送速度を求める例
例えばメモリーチップの規格がDDR4-2400の場合、メモリークロックが2400MHzです。下記の通りデータ転送速度を求められます。2400MHz×64ビット=153600Mbit/秒=19200MB/秒=19.2GB/秒
ちなみに19200MB/秒の数字が、メモリーモジュールの規格であるPC4-19200の数字と同じです。
出典
・同じ種類ならどのメーカーのメモリーでも動く | 日経クロステック(xTECH)(2009/09/09公開記事)
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