SDRAMの「PC-数字」とDDR SDRAMの「PC-数字」の違い

最終更新日 2024年10月21日

基礎

SDRAMの「PC-数字」とDDR SDRAMの「PC-数字」の違いとは、SDRAMの「PC-数字」は数字がメモリーバスクロック、DDR SDRAMの「PC-数字」は数字がデータ転送速度を表します。

メモリーバスクロック

メモリーバスクロックとは、メインメモリーとメモリーコントローラーを接続するバスで使用するクロック信号の周波数です。例えばSDRAMのPC-133の場合、メモリーバスクロックが133MHzです。

データ転送速度

データ転送速度とは、メインメモリーが1秒間当たりに転送できるデータ量です。例えばDDR SDRAMのPC-2100の場合、データ転送速度が2100MB/sです。

PC-2100のデータ転送速度が2128MB/s

メモリーバス幅×データ転送クロック周波数で、データ転送速度を計算できます。メモリーバス幅が64bitです。DDR SDRAMではメモリーバスクロックが133MHzの場合、データ転送クロック周波数が266MHzです。下記がデータ転送速度を計算した結果です。

64bit×266MHz＝17024Mbit/s＝2128MB/s

データ転送速度が2128MB/sですが、約2100MB/sとしてPC-2100です。

・メモリーはどのようにアクセスされるか（2）（2ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2007/08/10公開記事)

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