OSのメモリー管理の仮想記憶

最終更新日 2024年10月09日

OSのメモリー管理の仮想記憶とは

基礎

OSのメモリー管理の仮想記憶とは、OSのメモリー管理の機能であり、メモリーの容量をセグメントやページと呼ぶ単位に分け、プログラムが必要とするメモリーの容量を仮想メモリーの容量として貸し出す機能です。カソウキオクと読みます。

仮想記憶のメリット

メモリー容量の使用効率の向上

プログラムが必要とするメモリーの容量を貸し出せる分の連続した空き容量がなくても、仮想記憶を利用すると細切れのメモリーの空き容量を連続した仮想メモリーの容量として貸し出すことができます。そのため、メモリーの容量の使用効率が高まります。

使用できるメモリー容量の増加

仮想記憶では、HDD等のストレージの容量の一部も仮想メモリーの容量として貸し出すことができます。これにより、使用できるメモリーの容量が、実際に搭載しているメモリーの容量を超えます。ただし、ストレージのデータ読み書き速度がメインメモリーより遅いため、ストレージにデータ読み書きが発生すると処理速度が遅くなります。

メモリー容量の競合が起こりにくい

仮想記憶では、プログラムが使用するメモリーの容量をOSが管理するため、プログラムの間でメモリーの容量の競合が起こりにくいです。

出典

仮想記憶 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)


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