Windows 10ならWindows Defenderで十分と聞くがどうなの?
最終更新日
2023年09月07日
Windows 10 では Windows Defender があれば十分でありサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要?
Windows 10 に搭載されている Windows Defender のセキュリティ機能が進歩し続けていますが、サードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と思えてくる記事を見かけます。
サードパーティー製セキュリティソフトウェアには無料のセキュリティソフトウェアもありますが、サードパーティー製セキュリティソフトウェアが不要なら有料のセキュリティソフトウェアを買う必要がなくなります。
Windows 10 を使うならサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と聞くと、有料のセキュリティソフトウェアを買うのをやめようと考える人がいると思います。
まずは、 最新Windows10は市販セキュリティソフト不要 を見てみます。一部を引用しますが、
セキュリティソフトウェアを入れる方が危険という見解は確かにありますが、そのリスクを受け入れてでもセキュリティソフトウェアを入れる方が安全という人もいます。
同記事では、Windows 10 の Windows Defender にはランサムウェア対策になる機能が紹介されており、この機能にてランサムウェアによる被害を効果的に防げると書かれています。確かにランサムウェア対策になる機能ですが、この機能を Windows 10 利用者全員が使いこなせるわけではありません。
私は Windows Defender で十分という主張には同意であり、多くの人に知ってほしいことが書かれている記事だと思いますが、この記事を読んで Windows Defender を使うことにするのかどうか慎重に考えなくてははりません。
次にサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と言っているわけではありませんが、 Windows 10はウイルス対策ソフトが不要? | 日経 xTECH(クロステック)を見てみます。この記事を読むとわかるとおり個人向けではなく法人向けに書かれた記事です。
セキュリティ機能は上位版の「Windows 10 Enterprise」だけに実装されているものが多いと書かれており、その Windows 10 Enterprise を入れればサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要になるわけではなく、ゼロデイ攻撃の検知率に劣るので検知率をよく検討した上でサードパーティー製セキュリティソフトウェアも使うと良いと書かれています。
仮に個人で Windows 10 Enterprise を使っていたとしても、サードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要とは限らないことがわかります。
次に Windows 10にサードパーティー製マルウェア対策ソフトは不要? セキュリティの新常識を解説 (1/2) - ITmedia PC USER を見てみます。これもサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と言っているわけではなく、また個人向けではなく法人向けに書かれた記事です。
この記事では、Windows 10 Enterprise という言葉は出てきませんが、Windows 10 Enterprise を導入している法人向けに書かれていると思います。
仮に Windows 10 Enterprise 以外のエディションを使っている個人向けにも書かれた記事だとします。この記事には、Windows 10 のセキュリティ機能の進化について書かれており、さらにはマイクロソフトではサードパーティー製セキュリティソフトウェアを利用していないと書かれています。
日々多くのサイバー攻撃にさらされていると言われており高いセキュリティが求められる巨大な企業マイクロソフトでもサードパーティー製セキュリティソフトウェアを利用していないなら、自分も利用しなくても大丈夫と思われるのかもしれません。
あくまでも私の考えですが、仮にマイクロソフト含め法人では Windows 10 ならサードパーティー製セキュリティソフトウェアを利用していないなら、個人も利用しなくても大丈夫と判断するのは早いのではないかと思います。
パソコン以外で使うセキュリティソフトウェア、セキュリティハードウェアの導入状況が不明であり、これらも考慮しなければなりません。
また、この記事に限らず一つ上の紹介した記事もそうですが、日本マイクロソフト株式会社が提供した記事なので差し引いて読む必要があります。
以上にて Windows 10 を使うなら Windows Defender で十分でありサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要なことに対して否定的に見てきましたが、個人的には不要だと思います。しかし、Windows 10 利用者全員に不要とは言えません。
そのように言うには、Windows Defender とサードパーティー製セキュリティソフトウェアでサイバー攻撃を防げず被害が生じるリスクが同じくらいと証明できなければなりません。もちろん Windows Defender の方がリスクが小さくなると証明できるのがベストです。
仮に証明できたとしても、サードパーティー製セキュリティソフトウェアの方が使いやすくてわかりやすい、サポート・アフターサービスに優れている利点があれば、サードパーティー製セキュリティソフトウェアがある方が良いと言える人も出てきます。
Windows Defender よりもサードパーティー製セキュリティソフトウェアの方が防御力があるという理由で選んでいる人が多いと思いますので、Windows Defender の防御力が向上し続けておりサードパーティー製セキュリティソフトウェアが不要になる人が増えていくと思われますが、Windows 10 利用者全員にサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と言える時は来ないのかもしれません。
サードパーティー製セキュリティソフトウェアには無料のセキュリティソフトウェアもありますが、サードパーティー製セキュリティソフトウェアが不要なら有料のセキュリティソフトウェアを買う必要がなくなります。
Windows 10 を使うならサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と聞くと、有料のセキュリティソフトウェアを買うのをやめようと考える人がいると思います。
まずは、 最新Windows10は市販セキュリティソフト不要 を見てみます。一部を引用しますが、
最新Windows10では、市販セキュリティソフトはもはや不要。世の中にはさまざまなウイルスソフトがありますが、はっきりいってセキュリティ対策は標準搭載の「Windows Defender」で十分です。と書かれています。記事を読めば Windows 10 利用者全員に当てはまるわけではないことは明らかであり重箱の隅をつつくようですが、補足すると無駄に豪華な付加機能の付いたセキュリティソフトウェアがある方が良い人もいます。
しかも、OSレベルで組み込まれたシステムなので動作は軽快。大抵のウイルスは検出するので、無駄に豪華な付加機能の付いたセキュリティソフトでストレスを感じる必要はもうありません。
もし無料ソフトをなんとなく使っているなら、今すぐアンインストールして「Windows Defender」のみに絞るべきでしょう。ウイルスソフトの脆弱性を狙うウイルスも存在し、セキュリティソフトを入れる方が危険という見解もあるほどです。
セキュリティソフトウェアを入れる方が危険という見解は確かにありますが、そのリスクを受け入れてでもセキュリティソフトウェアを入れる方が安全という人もいます。
同記事では、Windows 10 の Windows Defender にはランサムウェア対策になる機能が紹介されており、この機能にてランサムウェアによる被害を効果的に防げると書かれています。確かにランサムウェア対策になる機能ですが、この機能を Windows 10 利用者全員が使いこなせるわけではありません。
私は Windows Defender で十分という主張には同意であり、多くの人に知ってほしいことが書かれている記事だと思いますが、この記事を読んで Windows Defender を使うことにするのかどうか慎重に考えなくてははりません。
次にサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と言っているわけではありませんが、 Windows 10はウイルス対策ソフトが不要? | 日経 xTECH(クロステック)を見てみます。この記事を読むとわかるとおり個人向けではなく法人向けに書かれた記事です。
セキュリティ機能は上位版の「Windows 10 Enterprise」だけに実装されているものが多いと書かれており、その Windows 10 Enterprise を入れればサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要になるわけではなく、ゼロデイ攻撃の検知率に劣るので検知率をよく検討した上でサードパーティー製セキュリティソフトウェアも使うと良いと書かれています。
仮に個人で Windows 10 Enterprise を使っていたとしても、サードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要とは限らないことがわかります。
次に Windows 10にサードパーティー製マルウェア対策ソフトは不要? セキュリティの新常識を解説 (1/2) - ITmedia PC USER を見てみます。これもサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と言っているわけではなく、また個人向けではなく法人向けに書かれた記事です。
この記事では、Windows 10 Enterprise という言葉は出てきませんが、Windows 10 Enterprise を導入している法人向けに書かれていると思います。
仮に Windows 10 Enterprise 以外のエディションを使っている個人向けにも書かれた記事だとします。この記事には、Windows 10 のセキュリティ機能の進化について書かれており、さらにはマイクロソフトではサードパーティー製セキュリティソフトウェアを利用していないと書かれています。
日々多くのサイバー攻撃にさらされていると言われており高いセキュリティが求められる巨大な企業マイクロソフトでもサードパーティー製セキュリティソフトウェアを利用していないなら、自分も利用しなくても大丈夫と思われるのかもしれません。
あくまでも私の考えですが、仮にマイクロソフト含め法人では Windows 10 ならサードパーティー製セキュリティソフトウェアを利用していないなら、個人も利用しなくても大丈夫と判断するのは早いのではないかと思います。
パソコン以外で使うセキュリティソフトウェア、セキュリティハードウェアの導入状況が不明であり、これらも考慮しなければなりません。
また、この記事に限らず一つ上の紹介した記事もそうですが、日本マイクロソフト株式会社が提供した記事なので差し引いて読む必要があります。
以上にて Windows 10 を使うなら Windows Defender で十分でありサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要なことに対して否定的に見てきましたが、個人的には不要だと思います。しかし、Windows 10 利用者全員に不要とは言えません。
そのように言うには、Windows Defender とサードパーティー製セキュリティソフトウェアでサイバー攻撃を防げず被害が生じるリスクが同じくらいと証明できなければなりません。もちろん Windows Defender の方がリスクが小さくなると証明できるのがベストです。
仮に証明できたとしても、サードパーティー製セキュリティソフトウェアの方が使いやすくてわかりやすい、サポート・アフターサービスに優れている利点があれば、サードパーティー製セキュリティソフトウェアがある方が良いと言える人も出てきます。
Windows Defender よりもサードパーティー製セキュリティソフトウェアの方が防御力があるという理由で選んでいる人が多いと思いますので、Windows Defender の防御力が向上し続けておりサードパーティー製セキュリティソフトウェアが不要になる人が増えていくと思われますが、Windows 10 利用者全員にサードパーティー製セキュリティソフトウェアは不要と言える時は来ないのかもしれません。