SSDの制御インターフェース

最終更新日 2025年01月22日

基礎

SSDの制御インターフェースとは、SSDのコントローラーとシステムの間のインターフェースです。他の呼び方に、制御用インターフェースがあります。

由来

システムがSSDのコントローラーを制御するために使用するインターフェースのため、制御インターフェースと呼びます。

プロトコル

システムが指す対象が幅広いですが、とりあえずOSのことと認識すればわかりやすくなると思います。OSがSSDのコントローラーを制御するために通信を行います。この通信の仕様を標準化したものが制御インターフェースです。プロトコルと呼ぶこともあり、プロトコルと呼ぶ方がわかりやすい人がいると思います。

ホストコントローラーを介する場合

SSDのコントローラーとシステムがホストコントローラーを介する場合があります。この場合、制御インターフェースがホストコントローラーとシステムの間のインターフェースを指します。

AHCIからNVMeに移行

昔からSSDの制御インターフェースの規格にAHCIを採用してきました。PCIe SSDが登場しましたが、しばらくはPCIe SSDでもAHCIを採用してきました。後にPCIe SSDがAHCIの代わりにNVMeを採用しました。AHCIはHDDに最適化された設計であり、SSDの本来の性能を引き出せないためです。NVMeならSSDに最適化された設計のため、SSDの本来の性能を引き出せます。

PCIe SSDはSATA SSDと違ってSATAホストコントローラーを介さずにCPUと直接接続します。このため、SATA SSDと比べてオーバーヘッドが減り、レイテンシーが減ります。このレイテンシー減少とNVMeとの相乗効果で、NVMeに対応のPCIe SSDはランダムアクセス速度が大幅に向上します。

・PCIeネイティブ接続のSSDが登場（3ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2014/09/01公開記事)

キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター ・オータムセール 最大50,000円OFF (10月9日迄) DELL ・今週のおすすめ製品 対象製品が特別価格でお買い得 (キャンペーン実施中) パソコン工房 ・決算セール セール対象BTOパソコン最大55,000円OFF (10月1日迄)