SSDのTBW(Total Bytes Written)

最終更新日 2024年11月20日

基礎

SSDのTBWとはTotal Bytes Writtenの略で、SSDの製品寿命の期間内に書き込み可能なデータの総量です。ティービーダブリューと読みます。TBWが、SSDの製造から現時点までに書き込んだデータの総量を指す場合もあります。

Tera Bytes Writtenの略

一般的にデータ量をTera Bytesという単位を使用して表すため、TBWがTera Bytes Writtenの略とする場合もあります。

記憶容量が大きいほどTBWが大きい

SSDのTBWが記憶容量によって変わります。SSDの記憶容量が大きいほどTBWが大きい傾向があります。

記憶容量が大きいほど劣化しにくい

SSDのウェアレベリング により、データ書き込みが論理ドライブ全体に不均等に分散されている場合でも、フラッシュメモリーの物理的な場所全体に SSDのプログラムイレースサイクル が分散します。SSDの記憶容量が大きいほど、フラッシュメモリーの物理的な場所が多くなり、さらにプログラムイレースサイクルが分散します。書き込みデータ量が同じ条件で比較すると、記憶容量が大きいほどフラッシュメモリーが劣化しにくくなるため、記憶容量が大きいほどTBWが大きいです。

・TBW（ティービーダブリュー/total bytes written）とは？ 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

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