ストレージのデータ転送方式とプロトコルの違い

最終更新日 2025年07月21日

ストレージのデータ転送方式とプロトコルの違いとは

基礎

ストレージのデータ転送方式とプロトコルの違いとは、標準化したものです。データ転送方式は、ストレージ、マザーボード等のハードウェア、両者の間のデータ送受信の仕様を標準化したものです。プロトコルは、ストレージ、OSやソフトウェア、両者の間の通信の仕様を標準化したものです。プロトコルではなくレジスターインターフェースと呼ぶ場合もあります。

ストレージのデータ転送方式とプロトコルの違い、ストレージの種類

ストレージ対応のデータ転送方式とプロトコル

下表は、ストレージの主な種類が対応するデータ転送方式の規格とプロトコルの規格です。

ストレージ
の種類
データ転送方式
の規格
プロトコル
の規格
HDD SATA AHCI
2.5インチSSD SATA AHCI
M.2 SSD SATA AHCI
PCIe NVMe

PCIe SSD、NVMe SSD

M.2 SSDをPCIe SSDやNVMe SSDと呼ぶ場合がありますが、PCIeやNVMeに対応のためです。ただし、M.2 SSDがPCIeやNVMeに対応とは限りません。PCIe SSDやNVMe SSDがM.2 SSDとは限りません。

PCIe SSDがNVMeに対応し本来の性能を発揮

PCIeの最大データ転送速度がSATAよりも速いです。PCIe対応SSDでもAHCIに対応でき利用できますが、AHCIがSATA対応HDDに最適化された規格のため、PCIe対応SSDが本来の性能を発揮できません。PCIe対応SSDに最適化されたNVMeに対応し利用することで、PCIe対応SSDが本来の性能を発揮できます。ちなみに、SATA対応SSDならAHCIでも本来の性能を発揮できます。


キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター
・ウィンターセール
最大50,000円OFF
(2月5日迄)
DELL
・今週のおすすめ製品
対象製品が最大15%OFFでお買い得
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・パソコン大売出しSALE
対象BTOパソコン最大40,000円OFF
(2月18日迄)