USBのバスパワードハブ

最終更新日 2024年12月03日

USBのバスパワードハブとは

基礎

USBのバスパワードハブとは、ACアダプター等の電源を必要とせず、パソコンからの電力供給で動作するUSBハブです。

バスパワードハブだと電力不足ならセルフパワードハブ

バスパワードハブに接続した周辺機器等も、パソコンからバスパワードハブを経由し流れてくる電力で動作します。このため、周辺機器等の消費電力によっては電力不足になります。この場合、 セルフパワードハブ を使用すると解決できます。

USBのバスパワードハブとUSB Type-C

USB Type-Cの給電能力が高く電力不足が起きにくい

バスパワードハブだと電力不足が起きやすいですが、USB Type-Aが供給できる最大電力が小さいためです。例えば、USB 3.x対応の場合は最大電力が4.5Wです。

パソコンとUSB Type-Cで接続するバスパワードハブだと電力不足が起きにくいです。USB Type-Cだと供給できる最大電力が大きいためです。最大電力が、USB Type-C Current 1.5A対応の場合は7.5W、USB Type-C Current 3A対応の場合は15W、USB PD対応の場合は100Wです。

USBのバスパワードハブとUSBポート

USBポートが多いほど最大電力が小さい

バスパワードハブに複数のUSBポートがあります。一般的に各USBポートに電力を均等に割り当てます。このため、USBポートが多いほど、各USBポートが供給できる最大電力が小さいです。USBポートが多いほど同時接続できる周辺機器等が多いので良さそうですが、特に消費電力が大きい周辺機器等を接続するならUSBポートが少ない方が良いです。

各USBポートの最大電力を求めるのが困難

バスパワードハブの各USBポートが供給できる最大電力を計算できます。しかし、規格の最大電力を計算に使い、バスパワードハブが消費する電力があるため、正確に計算することが困難です。バスパワードハブの仕様に、各USBポートが供給できる最大電力の記載があれば、これの方が正確です。

出典

バスパワードハブ(bus powered hub)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
電力不足で不安定になるUSBハブ、Type-C接続なら安定動作する? | 日経クロステック(xTECH)(2022/02/25公開記事)
電力不足で不安定になるUSBハブ、Type-C接続なら安定動作する?(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2022/02/25公開記事)


キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター
・オータムセール
最大50,000円OFF
(10月9日迄)
DELL
・今週のおすすめ製品
対象製品が特別価格でお買い得
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・決算セール
セール対象BTOパソコン最大55,000円OFF
(10月1日迄)