SSDのサーマルスロットリング

最終更新日 2023年09月24日

SSDのサーマルスロットリングとは

基礎

SSDのサーマルスロットリングとは、SSDの温度が上がりすぎたときにSSDが発揮する性能を落として温度を下げる機能です。SSDの温度が上がりすぎると故障するため、故障を防ぐためにサーマルスロットリングがあります。

SSDは性能が高いほど発熱が大きいので、SSDの性能が高いほどサーマルスロットリングが動作し性能が低下する可能性が高いです。特にPCIe SSDに性能が高いモデルが多く、冷却性能を高めないとサーマルスロットリングが動作します。PCIe SSDとは、データ転送方式がPCIeのSSDです。PCIeはPCI Expressの略です。

サーマルスロットリングが動作する温度の基準がモデルによって異なります。例えば80度まで上がると動作するモデルがありますが、他のモデルも80度とは限りません。

もしSSDの性能が低下した場合、サーマルスロットリングが動作した可能性があります。例えば、SSDを搭載するパソコンの通気孔にホコリが付着し溜まって通気孔を通る空気の量が減り、パソコン内部の温度が上がりSSDの温度も上がりサーマルスロットリングが動作する場合があります。この場合、通気孔のホコリを取り除くと解決します。

SSDに対する冷却性能の不足が原因でサーマルスロットリングが動作する場合、冷却性能を高めると解決します。例えばM.2 SSDの場合、ヒートシンクを取り付ける方法があります。ヒートシンクとは、発熱箇所に取り付けて放熱させる部品です。

出典
SSDが突然フリーズしたら要注意、性能の低下は冷却不足が原因かも(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2023/05/24公開記事)


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