ごみ箱に入れて削除したデータはSSDでは復元できない?

最終更新日 2019年05月20日

ごみ箱に入れて削除したデータは SSD だと復元できないのか

HDDやSSDのデータを復活できないように完全に消去する方法 - 週刊アスキー には、以下のとおり書かれています。
そこでごみ箱を右クリックし、「ごみ箱を空にする」をクリックすると、「完全に削除しますか?」と聞かれ、「はい」を選ぶと消去される。しかし、この処理を行っても、実はHDDやSSDには元のデータは記録されている。ここでの削除はあくまでも、目次から削除しただけだからだ。「ファイル 復元」などのキーワードで検索すれば、復元ソフトが多数見つかる。意外と簡単に削除したファイルを復元することができるのだ。
SSD に限らず HDD にも当てはまりますが、ごみ箱に入れて削除したデータを復元できるようです。もし誤ってデータを削除してしまっても、データ復元ソフトウェアを利用してデータを復元すればデータを失わずに取り戻すことができます。

また、データの復元は簡単ですので、HDD や SSD を譲渡したり廃棄する際はデータを復元できないように完全消去しておく方が良いです。特に漏洩してはならない機密データの場合は、データを復元できないように完全消去しておく方が良いです。

【SSDからのデータ復旧】データ復旧を可能にするために必要な知識と技術 | アドバンスデザイン には、ごみ箱に入れて削除したデータの復旧について、以下のとおり書かれています。
ただしSSDの場合、HDDよりも削除データの復旧は困難です。
これは、WindowsやMacOSなど、SSDをサポートするOSがtrimコマンドを自動発行しているためです。

(略)

trimコマンドを実行すると、SSD内で現在ファイル/フォルダの保存先として使用されていないエリアを消去してしまうため、データが消去されてしまい、削除ファイルの復旧ができなくなってしまいます。
trim とは、SSD のパフォーマンス低下を防ぐ機能です。ごみ箱に入れて削除したデータが SSD 上に残っている場合、その場所にデータを書き込む際は何もデータが存在しない場合と比べてデータ書き込みに時間がかかります。

trim によりごみ箱に入れて削除したデータは SSD 上から消去され、データ書き込み速度の低下を抑えることができます。しかし、trim により SSD 上から消去されたデータは復元できなくなってしまいます。

【フラッシュメモリからのデータ復旧】 復旧したファイルの良し悪しはソフトの差か? には、以下のとおり書かれています。
また、フラッシュメモリーの書き換え回数制限による寿命を見かけ上長くするための「ウェアレベリング(磨耗平均化)」などの機能も存在するために、単純な削除から復旧したファイルが、フラグメント(断片化)によって他のファイルとごちゃごちゃに混ざり合ったり、ファイルの前後がひっくり返ってしまったりすることもあり、
SSD 内部にあるフラッシュメモリーはデータ書き込み回数が増えていくにつれ劣化していきますが、ウェアレベリングとはフラッシュメモリーの特定の領域にデータ書き込み回数が偏らないように平準化する機能です。

SSD にてごみ箱に入れて削除したデータを復元できても、ウェアレベリングにより元のデータとは違ってしまうこともあるようです。

・ごみ箱に入れて削除したデータは、trim により SSD 上から消去されてしまい復元できないことがある


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