論理障害が発生した場合chkdskコマンド実行はダメ?

最終更新日 2023年09月07日

論理障害が発生した場合chkdskコマンドを実行してはダメなのか

データ障害 - Wikipedia には、以下のとおり書かれています。(この記事の更新年月日は2018年11月5日)
論理的な障害が発生したと判明した場合に、FSCKコマンドやスキャンディスクなどのエラー修正を実施しないことが重要である。これらはエラーを修正する際に、不具合のある部分はすべて削除するため、データが全て消去されることがあるからである。
「FSCKコマンド」とは、UNIXやLinuxで利用できるコマンドです。Windowsでは、chkdskコマンドを利用します。どちらのコマンドも、ストレージを検査し、エラーがあれば修正を行います。chkdskコマンドを実行することを、スキャンディスクやチェックディスク等と呼びます。

ストレージに論理障害が発生した場合、chkdskコマンドを実行してエラー修正することを行わない方が良いようです。同記事のさらなる解説によると、論理障害が発生した場合、データ復旧ソフトウェアを利用するか、データ復旧業者に依頼すると良いそうです。

3月特有のデータ復旧依頼? 決算期に陥りがちな重要データの取り扱いミス - INTERNET Watch Watch には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2013年2月27日)
「1つのPCを再インストールなどせずに10年ぐらい長く使い続けていれば、少しぐらいの論理障害はあります。そこで消えてしまったファイルは、そのまま依頼していただければ復旧できるのが、chkdskやfsckをかけたことにより復旧が難しくなってしまうことがあります」と西原氏は説明する。
「西原氏」とは、データ復旧サービスを提供している「日本データテクノロジー」(サイト名は「データ復旧.com」)のエンジニア、西原世栄氏です。

論理障害が発生した場合、chkdskコマンドを実行すると、データの復旧が難しくなってしまうことがあるようです。


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ストレージの論理障害



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