簡易なシャットダウン後に外付けストレージの再接続はだめ?

最終更新日 2019年10月11日

簡易なシャットダウン後に外付けストレージの再接続はだめなのか

Windows 8 から高速スタートアップという機能が追加されましたが、高速スタートアップが有効な場合、特別な操作をせずにシャットダウンすると簡易なシャットダウンとなります。

高速スタートアップが無効な場合は完全なシャットダウンとなりますが、高速スタートアップが有効な場合でも完全なシャットダウンを行うことも可能です。

外付けストレージが接続されているパソコンにて簡易なシャットダウンを行ってから、外付けストレージを取り外して別のパソコンに接続して使い、その後に元のパソコンに再接続することは問題ないと思えます。

以降では、この一連の操作を外付けストレージの再接続と書きますが、外付けストレージの再接続について、 第135話:Windows 8/10がUSBメモリを破壊する噂 - #モリトーク - 窓の杜 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2016年7月5日)
 次に“高速スタートアップ”の注意点。同機能が有効な状態でWindows 8/8.1/10マシンをシャットダウンさせると、USB機器の接続を維持した特殊な休止状態に移行する。この状態で外付けHDDやUSBメモリを抜き取り、他のパソコンで使用して戻すことはWindows 7以前の休止と同様に非推奨。データが正常に反映されない危険性もあるため、Windowsを起動した状態での“安全な取り外し”が最善だ。NTFSフォーマットに起因する非互換性の問題よりも身近な症例として覚えておこう。
完全なシャットダウンを行えば特殊な休止状態には移行しませんので、同記事に出てくる「シャットダウン」とは簡易なシャットダウンを指すと考えられます。

簡易なシャットダウン後に外付けストレージの再接続は良くないようで、パソコン起動中に安全な取り外しを利用して外付けストレージを取り外すと良いようです。完全なシャットダウンを行ったのであれば、外付けストレージの再接続は問題ないと考えられます。

同記事には、なぜ簡易なシャットダウン後に外付けストレージの再接続は良くないのか、その理由は書かれていません。

同記事には NTFS の互換性問題について書かれており、次の内容は同記事には書かれていませんが、外付けストレージの LFS のバージョンが 2.0 になっている場合に、簡易なシャットダウン後に外付けストレージを取り外し、Windows 7 を含む Windows 7 以前の Windows が搭載されているパソコンに接続すると、データが消失したかのように見えてしまうトラブルが発生することがあります。

これが簡易なシャットダウン後に外付けストレージの再接続は良くない理由かもしれませんが、外付けストレージの再接続ではありませんので違うと考えられます。

同記事から引用した内容の「NTFSフォーマットに起因する非互換性の問題よりも身近な症例」と書かれているところからも、NTFS 互換性問題が理由ではないとわかります。

同記事によると「マイクロソフト社の技術者向けサイト」を参考にしたようで、URL は掲載されておらず不明ですが、 Windows 8 volume compatibility considerations with prior versions of Windows - TechNet Articles - United States (English) - TechNet Wiki かもしれません。(この記事の更新年月日は2014年1月8日)

同記事には、似たような内容が以下のとおり書かれています。
With Hybrid Boot enabled in Windows 8, a “Shutdown” will cause the system to Hibernate. As detailed in Microsoft KB <placeholder for article publishing>, it is not recommended that you remove a storage device from a Hibernated system, attach it to another system (running any operating system version, including Windows 8), reattach the device on the Hibernated system, and resume the system. If you are intending to remove a storage device from the system, ensure that you first utilize the Safe Removal mechanism in the Windows Notification Tray.
「Hybrid Boot」とは高速スタートアップのこと、「“Shutdown”」とは簡易なシャットダウンのことと考えられます。

Microsoft Knowledge Base の資料に詳細に書かれているようですが、該当する資料が見つからず不明です。

簡単に日本語に訳してまとめると、「高速スタートアップが有効なパソコンにて簡易なシャットダウンをした後にストレージを取り外し、別のパソコン(Windows 8 含む全ての Windows 製品)に接続し、元のパソコンへ再び接続し起動することは推奨しません。もしストレージを取り外すなら、パソコン起動中に Windows 通知領域の安全な取り外しを利用してストレージを取り外して下さい。」となります。

同記事にも NTFS 互換性問題について書かれていますが、NTFS 互換性問題が理由ではないようです。NTFS 互換性問題は、Windows 8 より古い Windows すなわち Windows 7 以前の Windows が搭載されているパソコンに接続すると発生します。

同記事によると、高速スタートアップが有効で簡易なシャットダウンを行うと、接続されているストレージの情報がハイバネーション(休止状態)ファイル(hiberfil.sys)に保存されるそうなので、簡易なシャットダウン時におけるストレージの状態と、次に起動する時におけるストレージの状態が異なっていると、問題が発生すると考えられますが、詳細な情報がないと確かなことはわかりません。

問題が発生する条件に当てはまるように外付けストレージの再接続を行ってみましたが、特に何も問題は発生しません。必ず問題が発生するなら推奨しないではなく明確に禁止するでしょうから、必ず問題が発生するわけではないと考えられます。


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