なぜThunderboltケーブルの価格が高い?

最終更新日 2020年09月02日

なぜThunderboltケーブルの価格が高いのか

アップル純正 Thunderboltケーブル (4800円)の中身 - Engadget 日本版 には、Thunderboltケーブルの価格が高い理由について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2011/07/01)
iFixit によれば、やはりコネクタ部分には両端ともトランシーバチップ (Gennum GN2033) を含む複数のチップが見つかっています。載っているのは刻印のあるチップが計12個、そのほか抵抗などの部品が多数。単に動線とコネクタだけのパッシブケーブルではなく、独自の信号処理チップとファームウェアを内蔵し、超高速転送をサポートするアクティブケーブルが中身でした。

(略)

というわけで、もともと安くないアップルの純正ケーブル類にしても高いのは純正しか存在せず競争がないから (だけ) ではなく、ケーブル自体が複雑な製品だから、といえる結果でした。
Thunderbolt | 日経クロステック(xTECH) には、Thunderboltケーブルのコストについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2011/09/21)
ケーブルのコネクター部には、PCIeとDisplayPortのそれぞれが扱うデータを分離するコントローラーチップが搭載されている。これにより、ケーブルの製造コストが高くなるという問題点も指摘されている。
ASCII.jp:Thunderbolt 2はケーブルは同じで転送量は2倍になる! (2/3) には、Thunderboltケーブルのコストについて、以下のとおり書かれています。(この記事の更新年月日は2013/09/02)
 このケーブル問題を力技で解決したあたりがアップルらしい。Thunderboltは、ケーブル内にトランシーバーとイコライザーを搭載、無理やり信号を通すという技を繰り出した。

 普通に伝送すると信号波形が鈍りすぎて使いものにならないが、これをダイナミックに補正してくれるというものであるが、当然こんなことをすれば高コストになる。
「このケーブル問題」とは、Thunderboltの最大速度は10Gbpsであり、通常のケーブルでは実用可能なケーブルの最大長が数十cmまでとなってしまう問題です。

以上いろいろな記事を見てきましたが、Thunderboltケーブルに信号を補正したり、PCI ExpressとDisplayPortそれぞれの信号を分離する等、信号の処理を行うコントローラーチップ等が必要であり、このコントローラーチップ等が原因で製造コストが高くなるので、Thunderboltケーブルの価格が高いようです。

Thunderboltの普及が進み大量生産によりコストが低下すれば、Thunderboltケーブルの価格が安くなる可能性があります。

Thunderboltの最大速度等、優れている点がありますが、ThunderboltがなくてもUSBやHDMIがあれば十分と言えますので、Thunderboltの普及やThunderboltケーブルの低価格化が進む可能性は低いと思います。


キャンペーン情報
マウスコンピューター
秋の感謝セール
期間限定で大幅値引き!最大60,000円OFF!!(一部モデルのみ)
(9月29日迄)
DELL
・半期に一度の大感謝祭
即納パソコンがクーポンで最大23%OFF
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・半期決算セール
半年に一度のお得なチャンス最大30,000円OFF!
(9月30日迄)