USB PDケーブルの5Aケーブルと3Aケーブルの違い

最終更新日 2025年06月17日

USB PDケーブルの5Aケーブルと3Aケーブルの違いとは

基礎

USB PDケーブルの5Aケーブルと3Aケーブルの違いとは、対応する最大電力、eMarkerが必須かオプションか、以上です。5Aケーブルは100W対応、3Aケーブルは60W対応です。5AケーブルはeMarker内蔵が必須です。3AケーブルはeMarker内蔵がオプション、すなわち内蔵が必須ではありません。

由来

100W対応の場合、対応最大電圧が20V、対応最大電流が5Aなので、5Aケーブルと呼びます。60W対応の場合、対応最大電圧が20V、対応最大電流が3Aなので、3Aケーブルと呼びます。

USB PD EPR登場により5Aケーブルだと紛らわしい

最大電力が240WのUSB PD EPRが登場しました。従来の最大電力が100Wの方をUSB PD SPRと呼びます。240W対応の場合、対応最大電圧が48V、対応最大電流が5Aですが、5Aケーブルと呼びません。USB PD EPRケーブル等と呼びます。それでも5Aケーブルという名称は、100W対応なのか240W対応なのか紛らわしいです。60Wケーブル、100Wケーブル、240Wケーブルと呼ぶとわかりやすいかもしれません。

コラム

60W超え電力を流すなら5Aケーブルが必要

60Wを超える電力を流す場合、3Aケーブルではなく5Aケーブルを使う必要があります。例えば、最大出力が100WのUSB PD充電器を使い、60Wを超える電力を流す場合、5Aケーブルが必要です。もし3Aケーブルを使うと、流せる電力が60Wまでになります。

出典

【山田祥平のRe:config.sys】USB PD時代のチャージャー選び - PC Watch(2018/03/09公開記事)


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USB PDケーブルの種類の違い



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