USBのホストとデバイスの違い

最終更新日 2025年01月08日

基礎

USBのホストとデバイスの違いとは、USB機器の役割、コネクターの規格、以上が主な違いです。

USB機器の役割の違い

ホストは制御を行うUSB機器、デバイスはホストの制御によって受動的に動作するUSB機器です。ホストは電力を供給するUSB機器、デバイスは電力を供給されるUSB機器という違いもあります。

コネクターの規格の違い

USBのホストとデバイスの違いに、コネクターの規格があります。ホストはUSB Type-A、デバイスはUSB Type-Bを搭載です。後に登場したUSB Type-Cは、ホストもデバイスもUSB Type-Cを搭載です。

ホストにもデバイスにもUSB Type-Cが普及し、USB Type-AとUSB Type-Bが廃れると、ホストとデバイスのコネクターが同じと言えるようになります。USB Type-Cの普及が進んでいますが、USB Type-AとUSB Type-Bが廃れていません(2025/06/10時点)。

ホストとデバイスの例

例えばパソコンと周辺機器をUSB接続する場合、パソコンはホスト、周辺機器はデバイスです。

ホストにもデバイスにもなるUSB機器

USB機器によってはホストになる場合もあればデバイスになる場合もあります。例えばスマートフォンと周辺機器をUSB接続する場合、スマートフォンはホストです。スマートフォンとパソコンをUSB接続する場合、スマートフォンはデバイスです。

・【USB】第1回 知っているようで知らないUSB：ITの教室 - ＠IT(2018/04/06公開記事)

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