USB Type-Cケーブルの分類
最終更新日
2025年08月21日
USB Type-Cケーブルの分類とは
基礎
USB Type-Cケーブルの分類とは、USB Type-Cケーブルを種類によって区分けすることです。ブンルイと読みます。他の呼び方に、クラシフィケーションがあります。USB Type-Cケーブルの簡易な分類
Genと最大電力で分類
USB Type-Cケーブルの簡易な分類方法に、対応するUSBのGen、対応するUSB PDの最大電力で分類する方法があります。本来はUSBのバージョンやレーン数も考慮して分類しますが、簡易な分類方法では考慮しません。USBのGen
USBのGenとはGenerationの略で、同じ最大データ転送速度に属するUSBのバージョンです。世代とも呼びます。Genの種類 | 最大データ転送速度 |
---|---|
無印 | 5Gbps |
Gen 1 | 5Gbps |
Gen 2 | 10Gbps |
Gen 3 | 20Gbps |
Gen 4 | 40Gbps |
無印は、USBのGenに含まれませんが、比較用に載せています。USB 3.0は無印でありGen 1が付きませんが、5Gbpsです。後にUSB 3.1 Gen 1に改称し、さらに後にUSB 3.2 Gen 1に改称しました。
USB Type-Cケーブルは、デュアルレーン対応です。そのため、USB Type-Cケーブルが対応する最大データ転送速度が、Genの2倍です。例えば、Gen 1対応なら5Gbps×2=10Gbps対応です。Gen 1x2と表記し、x2がデュアルレーン対応を示します。
USB PDの最大電力
USB Type-Cケーブルが対応するUSB PDの最大電力に、60W、100W、240Wがあります。USB Type-Cケーブルの超簡易な分類
USB 2.0 Type-CケーブルとThunderbolt 4ケーブルの2種類
Thunderbolt 4ケーブルはUSB4 Version 1.0ケーブルを兼ねることを考慮し、USB Type-CケーブルをUSB 2.0 Type-CケーブルとThunderbolt 4ケーブルの2種類に分類する方法があります。用途によって使い分ける
USB PD充電器等を使い電力のみを伝送する場合、USB 2.0 Type-Cケーブルを使います。それ以外の用途の場合、Thunderbolt 4ケーブルを使います。もちろん前者の用途でもThunderbolt 4ケーブルを使えますが、Thunderbolt 4ケーブルは太くて固くて取り回ししにくい、価格が高い、以上のデメリットがあります。そのため、USB 2.0 Type-Cケーブルの方が良いです。USB 2.0 Type-Cケーブルでも、60W対応製品に限らず、100W対応製品、240W対応製品があります。出典
・分類 | 広辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
・【山田祥平のRe:config.sys】Type-C、ややこしいのはポートの仕様 - PC Watch(2021/08/21公開記事)
・【山田祥平のRe:config.sys】Type-C、ややこしいのはポートの仕様 - PC Watch(2021/08/21公開記事)
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