USB4はDPトンネリングとDP Alt Modeに必ず対応？

最終更新日 2023年09月07日

次世代USB「USB4」ではDisplayPort出力対応が“必須要件” 〜DisplayPort 2.0はThunderbolt 3並の速度へ - PC Watch には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019/11/15)

　DisplayPort向けの製品タイプとしてはUSB4 Host、USB4 HubおよびUSB4 Deviceがあるが、このうちUSB4 HostおよびUSB Hubでは、DPプロトコルトンネリングのサポートが必須であるほか、ダウンストリームポートでのDP Alt Modeのサポートも必須になっているとした。なおUSB4 Deviceの対応はオプションとなる。

USB4は、DisplayPortプロトコルトンネリングとDisplayPort Alternate Modeに必ず対応しているようですが、全ての場合において必ず対応しているわけではないようです。

USB4 Hostはパソコンやタブレットやスマートフォン等、USB4 Hubは周辺機器のUSBハブ等、USB4 Deviceは周辺機器の外付けストレージ等が当てはまると思われます。

USB4 HostとUSB4 Hubは、DisplayPortプロトコルトンネリングとDisplayPort Alternate Modeに必ず対応しているようです。DisplayPort Alternate Modeに関しては、ダウンストリームポートで必ず対応のようです。

ダウンストリームとは、USB4 HostからUSB4 Deviceへ出力する方向や、USB4 HubからUSB4 Deviceへ出力する方向を示していると思われます。逆の方向を、アップストリームと呼ぶと思われます。

USB4 Deviceは、DisplayPortプロトコルトンネリングやDisplayPort Alternate Modeに必ず対応しているわけではないようです。

個人的な予想ですが、USB4 HostやUSB4 Hubに当てはまる製品でも、USB4の仕様に従っておらずDisplayPortプロトコルトンネリングやDisplayPort Alternate Modeに対応していない製品が出てくる可能性があると思います。

今のところ、USB4に対応している製品が出てきていません。(2020/08/17時点)

USB4対応製品が出てきて選ぶ際は、必要に応じてDisplayPortプロトコルトンネリングやDisplayPort Alternate Modeに対応しているか確認すると良いです。

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