無線LANルーターの設置環境

最終更新日 2023年09月07日

無線LANルーターの設置環境とは

基礎

無線LANルーターの設置環境とは、無線LANルーターを設ける場所の周囲の状態や、その場所の周囲に存在かつ無線LANルーターに影響を与えるものです。

無線LANルーターにとってよくない設置環境

電波は水に吸収されやすく透過しにくいので、水が入っている物(花瓶、水槽等)や水分を多く含む物の近くに無線LANルーターの設置がよくありません。電波が弱くなり通信が不安定になる恐れがあります。天井や床、壁等にて反射する電波も通信に利用するので、通信機器同士の間に水がなくても影響が出る可能性があります。

通信への影響がないとしても、水がかかる恐れがあればよくありません。もし水がかかり内部に浸水すると、ショートし故障や火災等につながる恐れがあります。

無線LANルーターを床に置くと、電波が広がりにくくなってしまう、電波が床に反射・吸収されて弱まってしまう、以上のデメリットがあります。同様の理由で、床に限らず天井や壁の近くに設置がよくありません。1〜1.5m程度の高さがある台等に設置がよいです。

窓際

無線LANルーターを窓際に設置がよくありません。全方位へ電波を飛ばしますが、窓際に設置すると窓の方へ飛んだ電波が逃げて無駄になります。電波が無駄になってもよいとしても、直射日光が当たると高温になり正常に動作しなくなる、悪意ある人が無線LANルーターを見かけサイバー攻撃を試みる可能性がある、以上のデメリットがあります。

携帯電話会社の無線回線を利用するホームルーターやモバイルルーターも無線LANルーターの一種です。これらは屋外にある基地局と接続するので窓際に設置がよいです。直射日光が当たらないようにし、かつ窓の外から見えないように設置がよいです。

家電、電子機器

無線LANルーターを家電や電子機器の近くに設置がよくありません。近くに設置だと無線LANルーターの電波と、他の家電や電子機器から発生する電波が干渉し、通信速度が低下したり通信が不安定になる場合があります。

特に2.4GHz帯を利用する場合、2.4GHz帯の電波を利用する家電や電子機器が多いので電波干渉が発生しやすいです。5.2GHz帯では電波干渉が発生する可能性が低いです。

ブラジャー

部屋干し中のブラジャーが近くにあると、通信速度が低下したり通信が不安定になる場合があります。某女性が通信速度が低下する現象に悩まされてきましたが、ワイヤー入りのブラジャーを近くに干していると現象が発生することを発見しました。別のワイヤー入りブラジャーだと発生しないこともわかり、極めて稀に発生する現象と思われます。


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