無線LANのストリーム

最終更新日 2024年12月23日

無線LANのストリームとは

基礎

無線LANのストリームとは、無線LANルーターが搭載するアンテナです。アンテナごとの通信経路を指す場合もあります。

データの流れ

送信側のアンテナからデータを送信し、受信側のアンテナでデータを受信しますが、両者のアンテナ間のデータの流れをストリームと呼ぶ場合があります。ストリームに流れという意味があるため、ストリームがデータの流れと認識するとわかりやすいです。

ストリーム数の表記

無線LANルーター等に複数のストリームがあります。複数のアンテナがあるとも言えます。例えば、送信用ストリームが2個、受信用ストリームが3個の場合、「2×3」と表記します。複数のストリームを使用し、並列に通信することによって通信速度を高速化します。

対応最大ストリーム数が無線LAN機器によって異なる

対応する最大ストリーム数が無線LAN機器によって異なります。対応する最大ストリーム数が異なる無線LAN機器を組み合わせると、最大ストリーム数が少ない方に合わせて通信します。例えば、対応する最大ストリーム数が3本の無線LAN機器、2本の無線LAN機器、これらの組み合わせの場合、最大ストリーム数が2本で通信します。

無線LANのストリーム、チャンネル

束ねた複数のチャンネル

チャンネルとは、複数の無線LAN機器が同時に通信できるように分割した周波数帯域です。5GHz帯と6GHz帯では、20MHz幅を1チャンネルとして扱います。さらに複数のチャンネルを束ねて、通信速度を高速化します。この束ねた複数のチャンネルを、ストリームと呼ぶ場合があります。さらに複数のストリームを束ねて、通信速度を高速化します。

無線LANのストリーム、MIMO

複数のストリームを使用し高速化

MIMOとは、複数のストリームを使用して複数のデータを同時に送受信し、実質的に帯域幅を広げて通信速度を高速化する技術です。例えば、2本のストリームを使用する場合、送信側の機器が送信するデータを半分に分け、それぞれのストリームから同時に送信します。受信側の機器が受信したデータを、元のデータに戻します。

出典

ストリーム(stream)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
Wi-Fiの通信速度に大きく影響する6要素、仕様を確認してボトルネックを解消しよう | 日経クロステック(xTECH)(2024/08/02公開記事)


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