無線LANとUSB 3.0併用で速度と安定性低下の原因と対処法

最終更新日 2023年09月07日

原因

USB 3.0周辺機器から発生するノイズが無線LANの電波と干渉

無線LANで2.4GHz帯を使用中にUSB 3.0接続で周辺機器を使用すると、通信速度が低下したり通信が不安定になる場合があります。無線LANに限らずBluetoothでも発生します。

その原因は、周辺機器(USBケーブルも含む)から2.4GHz帯に近い周波数帯のノイズが発生し無線LANの電波と干渉する場合があるためです。体感するほどの影響が出る可能性が低いですが、通信速度低下等の問題が発生している場合、周辺機器に原因があるか調べるとよいです。

対処法

無線LANのアンテナから周辺機器を離す

無線LANのアンテナがノイズを拾うと発生する場合があるので、アンテナから周辺機器を離すとよいです。例えば、パソコンのUSB端子に無線LAN子機を接続し使用中であり、その隣のUSB端子にUSBケーブルで周辺機器を接続し使用中の場合、別のUSB端子に周辺機器を接続し無線LAN子機から離してみるとよいです。

パソコンが無線LANを標準搭載しておりアンテナの場所が不明の場合は、別のUSB端子に接続してみたり、周辺機器を移動させてみたりして改善しないか試すとよいです。ノートパソコンやタブレットでは、ディスプレイ周囲にアンテナがある場合が多いです。

ノイズ対策済みUSBケーブルを使用する

ノイズ対策済みUSBケーブルを使用すると改善する可能性があります。ノイズ対策済みUSBハブや、USBケーブルと分離できるUSBハブとノイズ対策済みUSBケーブルを組み合わせて使用する方法もあります。この方法であればUSBケーブルと一体になっている周辺機器やUSBケーブルを使用せずに接続する周辺機器でも、USBハブに接続しアンテナから離せます。


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