ACPI

最終更新日 2024年01月11日

ACPIとは

基礎

ACPIとはAdvanced Configuration and Power Interfaceの略で、パソコン等の消費電力を抑えるためにパソコン等の電源を制御することに関する規格です。エーシーピーアイと読みます。1996年にインテル、東芝、マイクロソフトが規格化しました。

登場背景

パソコンの電源ボタンを押し、OSが起動し使用可能になるまで時間がかかります。使用が終わり電源を切ると、次に使用するときに使用可能になるまで時間がかかります。電源を切らずにしておくと消費電力が無駄です。そこで消費電力を抑えるためにACPIが登場しました。

実行する電源制御

ACPI対応パソコンでは、CPUのクロック周波数を下げる、冷却ファンの動作を停止する等を実行し、消費電力を抑えます。消費電力が減れば発熱も減ります。冷却ファン等、騒音が発生するものが停止すれば騒音も減ります。パソコンが搭載するビデオカード等のPCパーツ、パソコンに接続している外付けディスプレイ、外付けストレージ等の周辺機器の電源も制御し消費電力を抑えます。パソコンの使用を再開するとき、電源を切っておらずOSの起動が完了しているので短時間で使用可能になります。

ACPI対応製品

ACPIによる電源制御を実現するには、マザーボード、BIOS、マザーボード以外のPCパーツ、周辺機器、OS、アプリケーションがACPIに対応の必要があります。OSが中心となり電源を制御します。ACPI登場後しばらくは対応製品と非対応製品が混在しましたが、今ではどの製品も対応しています。

出典

ACPI - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)


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