電源のトランス

最終更新日 2023年09月07日

電源のトランスとは

基礎

電源のトランスとは、電磁誘導を利用し交流電流の電圧を変換する装置です。変圧器と呼ぶ場合もあります。電磁誘導とは、コイルを貫く磁束が変化するとコイルに電流が流れる現象です。

電圧を下げる

コンピューターの電源では電圧を下げるためにトランスを使用します。トランスにコイルが2つあります。コイルとは、導線をらせんを描くように巻いたものです。コイルの中心に磁性体があります。片方のコイルに交流電流が流れると磁束が発生します。このコイルの近くにもう片方のコイルがあり、もう片方のコイルを貫く磁束も変化し、もう片方のコイルにも交流電流が流れます。この交流電流の電圧は、もう片方のコイルの巻き数によって決まります。電圧が下がるように巻き数を決めてあります。

トランスの小型化

コンセントから電源に流れる交流電流の周波数が50Hzまたは60Hzです。この周波数では定格出力が数百ワットの電源でもトランスのサイズが数十センチメートル、重量が数キログラムになります。そこで高周波のパルス電流に変換します。周波数が100kHzのパルス電流にすれば、トランスのサイズが数センチメートル、重量が数百グラムに小型化できます。


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