データ

最終更新日 2023年09月07日

データとは

基礎

データとはコンピューターが扱う情報です。データ自体は2進数の0と1の羅列であり人間が理解できませんが、ディスプレイでは人間が理解できるように表示します。例えばディスプレイに表示する文字は人間が理解できますが、文字データは0と1の羅列です。

データの種類

デジタルデータ

デジタルデータとは2進数の0と1を使用し表すデータです。コンピューターはデジタルデータを扱います。大雑把に言うとコンピューターは電圧が高いか低いで2つの値を扱い、その2つの値が0と1です。

アナログデータ

アナログデータとは連続的な物理量で表すデータです。例えばアナログ時計では角度と呼ぶ物理量で時刻データを表します。コンピューターはアナログデータという意味のデータを扱いません。

バイナリーデータ

バイナリーデータとは、デジタルデータを2進数の0と1の羅列のまま表示するデータです。

テキストデータ

テキストデータとは、文字コードを使用する文書のデータです。

個人データ

個人データとは特定の個人に関する情報です。例えば特定の個人の氏名、住所、電話番号が個人データです。特定の個人とわからないデータであれば個人データに該当しません。テキストデータに限らず様々なデータが個人データに該当する場合があり、例えば映像データ、画像データ、音声データでも特定の個人とわかれば個人データです。

データの単位

ビット

ビットとはデータの最小単位です。1ビットで2進数の0か1を表します。2ビットで2進数の00、01、10、11どれかを表します。2をビット数回掛け合わせると、表せるデータの組み合わせ数を求められます。ビット数が2であれば2の2乗で4通りです。

バイト

バイトとは8ビットを1バイトとする単位です。Bと表記する場合が多く、1Bであれば1バイトです。表せるデータの組み合わせ数は、2の8乗で256通りです。

1バイトは8ビットが普及した理由

1バイトは8ビットとは限りませんが、そう決まっていると言えるほど普及しています。実質1バイト=8ビットになった経緯があり、IBMが開発したSystem/360というコンピューターがきっかけです。System/360では1バイトを8ビットにしましたが、System/360が普及し1バイト=8ビットも普及しました。System/360の普及に加えて、後に8ビット・マイクロプロセッサーが普及したことも、1バイト=8ビットが普及する役割を果たしました。

メガバイト

メガバイトとは、1,024キロバイトを1メガバイトとする、または1,000キロバイトを1メガバイトとする単位です。MBと表記する場合が多く、MegaByteの略です。

ギガバイト

ギガバイトとは、1,024メガバイトを1ギガバイトとする、または1,000メガバイトを1ギガバイトとする単位です。GBと表記する場合が多く、GigaByteの略です。

テラバイト

テラバイトとは、1,024ギガバイトを1テラバイトとする、または1,000ギガバイトを1テラバイトとする単位です。TBと表記する場合が多く、TeraByteの略です。

オクテット

オクテットとは8ビットを1オクテットとする単位です。1バイトは8ビットと限りませんが、1オクテットは必ず8ビットです。

ブロック

ブロックとは、はっきりとは決まっていないデータの単位です。例えば某デバイスがデータをまとめて転送するが、まとめるデータ量がはっきりと決まっていない場合、ブロック単位で転送すると表現します。

データセット

データセットとは、処理対象のデータの集まりです。一般的には、処理対象のデータを記録したファイル、このようなファイルの集まりを指します。

ワード

ワードとは、プロセッサーがまとめて処理するデータの単位です。ワードの長さをワード長と呼び、例えばワード長が64ビットと述べます。プロセッサーによってワード長が異なります。

出典

データ - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/19更新記事)


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