E-Rモデル

最終更新日 2023年09月07日

基礎

E-Rモデルとは、物事の関係をわかりやすくするための図の一種です。イーアールモデルと読みます。E-RはEntity-Relationshipの略です。日本語で実体関連モデルと呼ぶ場合もあります。データベースを設計するときに利用する場合が多いです。

図の要素

エンティティー、リレーションシップ、アトリビュート、これらの要素を利用し図にします。エンティティーとは物事です。日本語では実体と呼びます。図では四角形です。リレーションシップとは物事の関わりです。日本語では関係と呼びます。図では菱形です。アトリビュートとは物事に属する性質です。日本語では属性と呼びます。図では楕円形です。

例

例えば従業員が実体、従業員番号が属性です。E-Rモデルでは「従業員」を四角形で囲み、「従業員番号」を楕円形で囲み、両者を直線で結びます。

例えば従業員が実体、職場用PCが実体、貸与が関係です。E-Rモデルでは「従業員」を四角形で囲み、「職場用PC」を四角形で囲み、「貸与」を菱形で囲みます。「従業員」と「貸与」を直線で結び、「貸与」と「職場用PC」を直線で結びます。

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