フレームレート

最終更新日 2023年09月07日

フレームレートとは

フレームレートとは、動画で1秒間に表示されるフレーム数です。

フレームとは静止画像であり、動画ではパラパラ漫画のように大量の静止画像を次々に表示しています。

フレームレートの単位はfps(frame per second)であり、60fpsであれば1秒間に表示されるフレーム数が60です。

フレームレートが高いほど、動画が滑らかに表示されます。

ゲームのフレームレート

パソコンでゲームをプレイするとき、フレームレートが重要です。

フレームレートが高いとゲームの映像が滑らかに表示され快適にプレイできますが、フレームレートが低いとカクつき快適にプレイできません。

GPU

フレームレートを高くするのに特に重要なのがGPUの性能であり、GPUの性能が高いほどフレームレートを高くできます。

必要な性能の高さはゲームタイトルによって違い、同じゲームタイトルでもゲームの画質や解像度の設定によっても違います。

画質を高くするほど、解像度を高くするほど、必要なGPUの性能が高くなります。

GPUの性能が足りずフレームレートが低い場合、画質を低くするか解像度を低くするとフレームレートが高くなります。

画質や解像度の設定には限度があるので、それぞれ最低にしてもフレームレートが低い場合、GPUの性能を高くする必要があります。

フレームレートの目安

快適にプレイできるフレームレートの目安は、一般的には60fpsです。

その理由は60fpsもあれば十分滑らかに見えることの他に、一般的にはディスプレイのリフレッシュレートが60Hzのためです。

60fpsより高いフレームレートを出しても、ディスプレイが60Hzであれば実質60fpsです。

最低でも30fpsは必要であり、動きが激しいゲームタイトルだと30fpsではカクつきを感じやすいので、最低でも40〜50fpsは欲しいです。

リフレッシュレートが120Hz等、60Hzより高ければフレームレートが60fpsより高いとよいですが、特に対戦ゲームでは60fpsより高いとよいです。

フレームレートが高いほど次に表示されるフレームを早く見られますので、映像の変化に素早く反応し素早く入力できれば有利です。

次のフレームが表示されるまでの時間は、60fpsの場合は約0.016秒、144fpsの場合は約0.007秒、240fpsの場合は約0.004秒です。

時間の差が小さいですが、対戦ゲームが上達すると、この小さい差が勝敗を左右します。

対戦ゲームではなくても、さらに映像が滑らかに表示されますので、60fpsより高くするメリットがあります。

フレームレートとリフレッシュレート

フレームレートがリフレッシュレートを一瞬下回る

ゲームのジャンルや人によりますが、垂直同期(VSync)が有効中にフレームレートがリフレッシュレートを一瞬下回ると体感でき、ゲームのプレイに影響を及ぼす場合があります。

一瞬下回るとフレームが更新されず前のフレームが表示され続けますので、一瞬リフレッシュレートが半分に落ちたようになり映像がカクつきます。

例えば、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzでありフレームレートが59fpsになると、フレームの描画処理が終わるまで1回待ち実質リフレッシュレートが30Hzになるので、映像が一瞬ピタっと止まったように見えます。

このような現象を、スタッタリングと呼びます。

特にFPS(First Person Shooter)や格闘等の対戦ゲームで、映像のわずかな動きを見て操作するほど集中していると体感しやすく影響が出やすいです。

ディスプレイ同期技術(NVIDIAのG-SYNC、AMDのFreeSync)を利用するとスタッタリングがほぼ発生しなくなりますが、リフレッシュレートの変動がありますので、影響がなくなるわけではありません。

それでも十分効果がありますので、ディスプレイ同期技術を利用する価値があります。

フレームレートがリフレッシュレートを一瞬でも下回らないほど、GPU等の性能が高いのが望ましいです。


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