RAID - 動画編集用パソコンの選び方

最終更新日 2015年11月04日

RAID の選び方

RAID でデータの読み書き速度の向上、データの安全性の向上が実現できる

RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)は、複数のストレージを利用して、データの読み書き速度の向上やデータの安全性の向上を実現するために使われる技術です。

動画編集では、ストレージに対して頻繁にデータの読み書きを行いますので、データの読み書き速度の向上のメリットは大きいです。また、大事な動画データを損失するリスクを減らせるため、データの安全性の向上のメリットも大きいです。

しかし、どの程度メリットが大きくなるかは人によって異なりますので、RAID が自分にとって必要かどうか慎重に判断したいです。

RAID でデータの読み書き速度を向上させる必要性は低い

RAID でデータの読み書き速度を向上させる必要があるのは、動画編集で扱う動画の解像度が高く、複雑な動画編集となり、ストレージに対するデータ読み書き速度が不足する場合です。業務レベルの動画編集でないと、まず発生しませんので、家庭レベルの動画編集であれば、RAID でデータの読み書き速度を向上させる必要性は低いです。

また、動画データの読み書きにかかる時間を短くする事で、動画編集作業の効率化につながりますが、まずは CPU やメインメモリー、必要に応じてビデオチップを優先して予算をかけ、それでも予算が余るようであれば、ストレージが RAID 構成となるパソコンを選ぶと良いです。

動画データの損失が許されないなら、RAID でデータの安全性を向上させる必要性は高い

HDD や SSD は、大切な動画データを保存する重要な PC パーツですが、パソコンに搭載される PC パーツの中では、比較的故障等のトラブルが起きやすいです。

動画データの損失が絶対に許されない理由がなければ、RAID 構成となるストレージにする必要はありませんが、動画データの損失が深刻な問題となるため許されないのであれば、データの安全性を向上させるために、RAID を利用したストレージ構成となるパソコンを選ぶと良いです。

RAID 構成を選べるのは、主にデスクトップパソコンタワー型

ストレージを RAID 構成にするためには、複数のストレージが必要です。そのため、RAID 構成を選べるのは、主に複数のストレージ搭載が容易なデスクトップパソコンタワー型です。

ストレージが1台しか搭載できないような小型デスクトップパソコンや小型ノートパソコンでは、RAID 構成にはできません。

また、RAID 構成は個人ではあまり使われないせいか、RAID 構成が導入されたパソコンはあまり見られません。そのため、RAID 構成となっているパソコン、もしくは BTO カスタマイズで RAID 構成の選択が可能なパソコンを見つけるのは、やや苦労します。

RAID レベルの選び方

主な RAID レベル一覧

RAID 構成にするには、何台のストレージが必要となるのか、どのようにデータを書き込むかは RAID レベルによって決まります。RAID レベルによって、データの読み書き速度が向上するのか、データの安全性が向上するのか、両方とも向上するのかが決まります。

以下は、主な RAID レベル一覧です。

種類 特徴
RAID0 複数のストレージに分けてデータを記録します。データの読み書き速度の向上が可能ですが、データの安全性の向上にはなりません。
RAID1 複数のストレージに同じデータを記録します。どれかのストレージが故障してもデータを保護できます。普通2台のストレージに同じデータを記録します。使用できるストレージ容量が半分になりますが、データの安全性の向上が可能です。
RAID5 複数のストレージに分けてデータとエラーを訂正するための情報パリティを記録します。パリティに使用する容量はストレージ1台分となります。どれか1台のストレージが壊れても他のストレージに記録されたパリティよりデータを復旧できます。RAID5 設定を利用するには3台以上のストレージが必要です。
RAID6 RAID5 と似ていますが、データとエラーを訂正するための情報パリティの記録容量がストレージ2台分となります。どれか2台のストレージが壊れても他のストレージに記録されたパリティよりデータを復旧できます。RAID6 設定を利用するには4台以上のストレージが必要です。
RAID10
(RAID0+1)
RAID0 と RAID1 を組み合わせた記録方式です。例えば4台のストレージがあるとして、2台ずづ分けAとBのグループに分けるとします。AとBそれぞに RAID0 としてデータが記録されます。AとBそれぞれに同じデータが保存されているためどちらかが故障してもデータは保護されます。RAID10 設定を利用するには4台以上のストレージが必要です。

主流は RAID0 か RAID1

家庭用途向けパソコンで見られる RAID レベルは、基本的に RAID0 か RAID1 です。RAID5 や RAID6、RAID10 は、必要なストレージ台数が多く、業務用途向けの本格的な RAID 構成ですので、選べるのは業務用途にも適したパソコンに限られます。そのため、RAID レベルを選ぶなら、実質 RAID 0 か RAID1 となります。

RAID0 か RAID1 どちらを選ぶかですが、データの読み書き速度の向上を実現したいなら、RAID0 を選ぶ必要があります。データ安全性の向上を実現したいなら、RAID1 を選ぶ必要があります。

おすすめ動画編集用パソコン販売店

動画編集用パソコンは、自分にとって必要な性能等を見極められるのであれば、各ショップで、一般に市販されている高性能モデルで十分です。ショップによっては、動画編集向けの仕様となっている動画編集用モデルを販売しています。

以下は、おすすめな動画編集用パソコン販売ショップ一覧です。
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動画編集に適したクリエイターパソコンを販売している数少ない国内メーカーです。コストパフォーマンスの高さも評価されて、様々な業務現場で採用された実績があります。
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動画編集に適したクリエイターパソコンを販売しているショップブランドです。クリエイターによって使用目的や求めるハードウェア条件が異なる事を考慮した選びやすいラインナップを展開しています。


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