Thunderbolt 1
最終更新日
2025年03月27日
Thunderbolt 1とは
基礎
Thunderbolt 1とは、Thunderboltの最初のバージョンです。サンダーボルトワンと読みます。当初はThunderbolt 1と呼びませんでした。後にThunderbolt 2が登場し、区別するためにThunderbolt 1と呼ぶようになりました。
信号
Thunderbolt 1ではDisplayPortの信号とPCI Expressの信号を扱います。両者の信号を同時に通信できます。DisplayPortの信号はディスプレイに映像出力するために使用します。DisplayPortの信号に映像信号に限らず音声信号も含みます。PCI Expressの信号は外付けストレージ等の周辺機器とデータをやり取りするために使用します。対応するDisplayPortのバージョンはDisplayPort 1.1aです。対応するPCI ExpressのリビジョンはPCI Express 2.0です。解像度、リフレッシュレート
Thunderbolt 1が対応する解像度とリフレッシュレートが、1920×1080 120Hz、2560×1440 60Hz、3840×2160 30Hz等です。著作権保護技術
Thunderbolt 1が対応する著作権保護技術がHDCPとDPCPです。Thunderbolt 1のデータ転送速度
最大10Gbps
Thunderbolt 1のデータ転送速度が最大10Gbpsです。双方向伝送路が2組あり、片方向で最大10Gbpsです。Thunderboltの各バージョンの最大データ転送速度
Thunderboltバージョン | 最大データ転送速度 |
---|---|
Thunderbolt 1 | 10Gbps(1.21GB/s) |
Thunderbolt 2 | 20Gbps(2.42GB/s) |
Thunderbolt 3 | 40Gbps(4.85GB/s) |
Thunderbolt 4 | 40Gbps(4.85GB/s) |
Thunderbolt 5 | 80Gbps(9.70GB/s) 120Gbps(14.55GB/s)(※) |
Thunderbolt 1の給電
最大10W
Thunderbolt 1が給電できる最大電力が10Wです。Thunderbolt 1のコネクター
Mini DisplayPort
Thunderbolt 1ではコネクターにMini DisplayPortを採用です。ちなみに、Thunderbolt 2も同じくMini DisplayPortを採用です。Thunderbolt 3からUSB Type-Cを採用です。Thunderbolt 1のケーブル
1本のケーブルで通信
Thunderbolt 1ではDisplayPortの信号とPCI Expressの信号の通信に1本のケーブルを使用します。ケーブル最大長
Thunderbolt 1のケーブルの最大長が、同軸ケーブルは3m、光ケーブルは30mです。デイジーチェーン
Thunderbolt 1ではデイジーチェーンに対応しており、最大6台までの周辺機器をケーブルで数珠つなぎに接続できます。周辺機器に外付けストレージ等に限らずディスプレイも含みます。例えば、パソコンとディスプレイをケーブルで接続し、ディスプレイと外付けストレージを接続します。パソコンからディスプレイに映像出力でき、パソコンと外付けストレージがデータのやり取りも同時にできます。キャンペーン情報(PR) |
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