駅の発車メロディを録音してウェブサイトで公開しても良い?

最終更新日 2023年09月07日

駅の発車メロディを録音してウェブサイトで公開しても良いのか

著作権法の第二条によると、著作物とは思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものです。

この条文から発車メロディは著作物であると考えられます。プルルル・・・等、発車メロディではなく発車ベルと言えるようなものは、著作物とは認められないと考えられます。

発車メロディを配信する場合もJASRACへの手続きが必要ですか? | OKBIZ を参考にするとわかりますが、駅の発車メロディを録音してウェブサイトで公開する場合は、著作権者、発車メロディの音源製作者である著作隣接権者の両方から許諾を得る必要があります。

発車メロディの楽曲の著作権を JASRAC が管理している場合は、JASRAC から許諾を得る必要があります。JASRAC では著作隣接権を管理していませんので、音源製作者から許諾を得る必要があります。

著作権者や著作隣接権者が何も言ってこなければ著作権や著作隣接権を侵害して良いわけではありませんが、鉄道が趣味で駅の発車メロディを録音し個人運営のウェブサイトで公開するくらいなら黙認されている状況のような気がします。

しかし、 発車メロディサイトが危ない!(1) - JASRACが警告! - Reports for the future 〜未来へのレポート〜 によると、過去に JASRAC による警告があり、録音した駅の発車メロディを公開していたウェブサイトが続々と公開を中止したことがあったそうです。

JASRAC による警告は2008年に始まったそうであり、今でもあるのかはわかりません。今から公開しようと考えているなら、その辺の事情に詳しい人を探して聞いてみる方が良いと思います。


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