ディスプレイのガンマカーブ
最終更新日
2024年09月17日
ディスプレイのガンマカーブとは
基礎
ディスプレイのガンマカーブとは、ディスプレイのガンマ値のグラフであり、弧を描くように曲がったグラフです。ガンマカーブの式
ガンマカーブの式がy=xのγ乗です。xは色情報の入力、yは色情報の出力です。γはガンマ値であり、数値化したガンマ特性です。xとy、それぞれの最小値は0、最大値は1です。Windowsの標準ガンマ値が2.2です。そのため、多くの液晶ディスプレイのガンマ値が2.2に調整されています。実際はy=xの2.2乗のグラフ通りではない
ガンマ値が2.2の液晶ディスプレイのガンマカーブが、y=xの2.2乗のグラフです。しかし、実際はy=xの2.2乗のグラフ通りではありません。実際のガンマカーブは、一部がS字になっていたり、一部に凹凸があったり、RGBごとにずれがあったりします。これらが画質に悪影響を及ぼすため、y=xの2.2乗のグラフに近づくように内部ガンマ補正を行う液晶ディスプレイがあります。出典
・“曲線美”が色再現性の決め手になる?――液晶ディスプレイの「ガンマ」を知ろう:ITmedia流液晶ディスプレイ講座II 第7回(2/2 ページ) - ITmedia PC USER(2009/07/10公開記事)
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