ディスプレイの階調

最終更新日 2024年09月06日

基礎

ディスプレイの階調とは、ディスプレイが表示する色や明るさの濃淡の段階数です。カイチョウと読みます。他の呼び方に、グラデーションがあります。

階調が多いメリット

階調が多いほど、色や明るさの変化を滑らかに表示できます。

ディスプレイの色数

単純な例を挙げると、ディスプレイが白色と黒色を表示できる場合、色数が2色、2階調です。パソコン用ディスプレイでは表示できる色数と階調がもっと多いです。

パソコン用ディスプレイでは光の三原色、すなわち赤色、緑色、青色を組み合わせます。一般的に各色の階調が256階調です。各色を組み合わせるので、色数が256×256×256＝16,777,216＝約1677万色となります。

各色の階調が1024階調

ディスプレイの中に、各色の階調が1024階調のモデルがあります。色数が1024×1024×1024＝10億7374万1824色＝約10億7300万色です。これが普及するかもしれませんが、パソコン側のハードウェアやソフトウェアも約10億7300万色を扱える必要があるため、普及していません(2009/02/18時点)。

約10億7300万色を扱えるハードウェアやソフトウェアが増えれば普及するかもしれませんが、過剰性能と言えるので普及しない可能性があります。各色の階調が256階調、色数が約1677万色、これで十分な性能です。

・階調 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
・階調（かいちょう）とは？ 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
・同じ色数でも画質が違うヒミツ――液晶ディスプレイの「最大表示色／LUT」に迫る：ITmedia流液晶ディスプレイ講座II 第4回（1/2 ページ） - ITmedia PC USER(2009/02/18公開記事)

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