ゲームにおける最適なCPUのコア数は?

最終更新日 2019年05月20日

ゲームでは2コア、4スレッドの CPU があれば十分なのか

ゲームにおける最適な CPU のコア数は、自分がプレイするゲームによるという答えになると思いますが、一般的には何コアあれば良いと言えるのでしょうか。

マルチコアはこんなアプリに効く! 3/3 | 6コア時代のCPU選び | DOS/V POWER REPORT では、幾つかのゲームのベンチマークを行い、CPU のコア数がゲームのパフォーマンスに与える影響について検証した結果を掲載しています。(この記事は2010年9月号の記事)

検証に使われた CPU は、Core i7-980X(6コア、12スレッド、3.33GHz)、Core i7-870(4コア、8スレッド、2.93GHz)、Core i5-661(2コア、4スレッド、3.33GHz)、Pentium G6950(2コア、2スレッド、2.8GHz)です。

CPU のコアの目安になりそうな記述に注目すると、Grand Theft Auto IV ベンチマークを利用して検証した結果、以下のとおり書かれています。
マルチスレッドへの対応は4スレッドまでで、2スレッド同時処理のPentium G6950が大きく劣るも、残る3CPUの差は比較的小さい。クアッドコア前提のタイトルと言えそうな結果であり、ゲームを取り巻く環境の変化を感じさせる。
少なくとも 2コア、4スレッドの CPU を選ぶのが望ましいようです。

バイオハザード5 ベンチマークを利用して検証した結果、以下のとおり書かれています。
4スレッドまでのi5-661と8スレッド対応のi7-870の間に大きな差が付いており、最大8スレッドに対応していることがよく分かる結果だ。

(略)

ベンチ結果からは、快適に遊ぶには4スレッド以上に対応したCPUが必須と言える
バイオハザード5 でも、少なくとも 2コア、4スレッドの CPU を選ぶのが望ましいようです。

FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 を利用して検証した結果、以下のとおり書かれています。
2スレッド同時処理のタイトルであり、デュアルコアのPentium G6950もまずまずのスコアを出している。それでもi7-980Xのスコアは飛び抜けており、古いタイトルでも最新の6コアCPUは十分性能を発揮するのが分かる。
2コア、2スレッドの CPU で十分のようですが、それよりコア数が多い CPU を選んでもパフォーマンスは上がりますので選ぶ価値はあるようです。

この記事を参考にする限りでは、少なくとも2コア4スレッドの CPU を選ぶのが良さそうです。余裕を持たせるなら、4コア、4スレッドの CPU や4コア、8スレッドの CPU を選ぶと良いと考えられます。

ゲームに8コア16スレッドの CPU はオーバースペックなのか

CPU のコア数は増えていく傾向があり、ゲームに限らず様々なソフトウェアが有効に活用するコア数も増えていく傾向が見られます。

2010年頃は少なくとも2コア4スレッドの CPU があれば十分のようでしたが、十分と言えるコア数は増えている可能性があります。

8コアCPU『Core i7-7820X』搭載のG-GEAR登場! ゲームもクリエイティブも爆速 - 週刊アスキー には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2017年8月29日)
「ゲーミングPCに8コアCPUはオーバースペックじゃないか?」と思う人もいるだろうが、近年は実況配信や録画であったり、場合によってはコンテンツの編集作業をしながらなど、ゲームを楽しむスタイルが多様化している。ゲーム+αの用途では、CPUやメモリーといったGPU以外の部分のスペックを求められることも多いため、高い性能を持つCPUを搭載したハイエンドPCが役に立つわけだ。
この記事に出てくる8コア CPU は、8コア16スレッドの Core i7-7820X を指しています。

ゲームにとって8コア16スレッドの CPU はオーバースペックのようですが、ゲームの実況配信やゲームの録画等、他の用途と組み合わせて使うなら、ゲームのみではコア数が多すぎであっても選ぶ価値はあるようです。

ゲームでは4コア、8スレッドの CPU があれば十分なのか

【レビュー】6コアになってコスパが向上したCore i7-8700Kをベンチマーク - PC Watch では、CPU が各ゲームのパフォーマンスに与える影響について検証した結果を掲載しています。(この記事の公開年月日は2017年10月5日)

検証対象のゲームは、ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク、Ashes of the Singularity: Escalation(v2.51.28527)、オーバーウォッチ(v1.15.0.2)、The Witcher 3(v1.31)、Ghost Recon Wildlands(v2415526)、Watch Dogs 2(v1.017.189.2.1088394)です。

検証に使われた CPU は、Core i7-8700K(6コア、12スレッド)、Core i5-8400(6コア、6スレッド)、Core i7-7700K(4コア、8スレッド)、Ryzen 7 1700(8コア、16スレッド)です。
 いずれにせよ、Core i7-8700Kはほとんどのゲームで比較製品の中で最上級の性能を発揮しており、ゲーム用途にも適した6コアCPUであると言える。一方のCore i5-8400はCore i7-7700Kに及ばない結果が目立つが、ワーストケースでもCore i7-7700Kの9割程度の性能を発揮しており、決して悪い結果というわけではない。
同記事に掲載されているベンチマーク結果を見ると、パフォーマンスにあまり差は見られませんので、4コア、8スレッドの CPU で十分と考えられます。

ゲームのマルチスレッド化が進み8コア、16スレッドの CPU が必要になることがあるのか

こんなところに増えたコアが効く 〜【2018年度版】マルチコアCPUはこう使え! - PC Watch には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2018年11月8日)
 そして近年のゲームではCPUのマルチスレッド化も徐々に進んでいる。とくに最新グラフィックス技術を用いた重量系ゲームであるほど、CPUコアを均等に使わなければ処理が間に合わないからだ。マルチスレッド化の進んだゲームとしては「アサシン クリード」最新作や、DirectX 12ベースの「Forza Horizon 4」などが挙げられる。
アサシン クリードについて、以下のとおり書かれています。
最新人気タイトルはCPU負荷も高い。グラフィックスの描き込みに加えリアルなモーションの組み込み、巨大なデータ量などを扱う最新ゲームはCPU負荷が高くなる傾向にある。直近の話題作「アサシン クリード オデッセイ」は物理8コアをまんべんなく活用する低スペックマシン泣かせのゲームだ
Forza Horizon 4 について、以下のとおり書かれています。
画質ウルトラのCPU占有率。周辺にある別の車の数でもCPU占有率は変化するが、ほとんど存在しないシーンにおいて8コア16スレッドのCPUでも各コア50%程度占有する
解像度や画質設定によってはコア数に妥協できそうですが、ゲームに8コア16スレッドの CPU はオーバースペックとは言えなくなってきているようです。

2017年に AMD の Ryzen が登場し、インテルに対しコア数の多さで勝負をしてきた印象を受けました。インテルも AMD に対抗するため、コア数の多さで勝負をし始めた印象を受けました。

そのおかげでユーザーは、コア数が多い CPU、例えば6コア12スレッドの CPU や8コア12スレッドの CPU は価格が高いですが、以前よりは買いやすい価格となりました。

これらと関係あるかどうかはわかりませんが、ゲームメーカーは CPU のコア数の増加に合わせて、有効活用するコア数を増やしてきている可能性があります。

アサシン クリード オデッセイや Forza Horizon 4 以外のゲームをプレイする場合でも4コア、8スレッドの CPU ではコア数が足りない可能性がありますので、自分がプレイするゲームにとって最適な CPU のコア数をよく調べてから CPU を選ぶ方が良さそうです。


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