LucidLogix Virtu MVPとは？

最終更新日 2023年09月07日

Intelの最新チップセット「Z77」搭載マザーが発売、Ivy Bridge対応、モデルは計48種類、H77/B75マザーも には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2012年4月8日)

　Virtu MVPは、Z68でサポートされていたLucid Virtuのいわばバージョンアップ版。Virtuは、用途に応じてCPU内蔵GPUとビデオカードのどちらを使うかを切り替える機能だったが、Virtu MVPでは、Ivy Bridgeの内蔵GPUを用いてビデオカードのパフォーマンスを向上させることも可能という。

Lucid Virtuは、主にCPU内蔵GPUのIntel Quick Sync Videoとビデオカードどちらも使いたい人向けの機能です。

LucidLogix Virtu MVPはLucid Virtuの後継のようで、ビデオカードの性能を向上させる機能が追加されたようです。

ASCII.jp：知ったかできるパーツ基礎知識【ビデオカード編】 (1/4)｜アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2012 には、LucidLogix Virtu MVPに追加された機能について、もう少し詳しく書かれています。(この記事の公開年月日は2012年5月30日)

　これらを協調動作させることで3D描画性能を向上させる「HyperFormance」モードと、ティアリングを発生することなくディスプレーのV-Sync以上のフレームレートを実現する「Virtual Vsync」モードの2つの機能が用意されている。

CPU内蔵GPUを用いてビデオカードの性能を向上させる機能を、HyperFormanceモードと呼ぶようです。

V-Syncとはティアリングを抑えられる機能ですが、V-Syncを利用するとフレームレートの最大値はディスプレイのリフレッシュレートまでとなります。

LucidLogix Virtu MVPにはVirtual Vsyncと呼ぶ機能も追加されているようで、V-Sync利用時よりも高いフレームレートを実現できるようです。

具体的に書かれていませんので推測となりますが、言い換えるとVirtual Vsyncを利用するとフレームレートの最大値はディスプレイのリフレッシュレートを超えられると考えられます。

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vo.139　GIGABYTE初のMicroATXゲーミングマザー「G1.Sniper M3」検証 にも、LucidLogix Virtu MVPに追加された機能について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)

　Intel 7シリーズに合わせてLucidLogicより発表された新機能「Lucid Virtu MVP」。Intel Z68 Express向けに登場した「Lucid Virtu」の拡張版で、内蔵GPUと外部グラフィックカードを協調動作させ3D描画性能を向上する「HyperFormance」モードと、ティアリングを発生することなくディスプレイのV-Sync以上のフレームレートを実現する「Virtual Vsync」モードの2つの機能が追加されている。

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