SCSIのコマンドキューイング

最終更新日 2023年09月07日

SCSIのコマンドキューイングとは

基礎

SCSIのコマンドキューイングとは、イニシエーターがターゲットに接続し複数のコマンドを続けて送り、ターゲットがコマンドの処理の実行完了を待たずに複数のコマンドを受け取り、受け取った複数のコマンドを待ち行列(コマンドキュー、キュー)に入れ、ターゲットがコマンドの処理を実行していく機能です。実行が完了したら、実行結果をイニシエーターに送ります。

ターゲットではコマンドを受け取った順番通りに処理を実行します。ターゲットにとって処理しやすい順番でコマンドの処理を実行することもできます。

コマンドキューイングは、コマンドが少なくターゲットが1つだと効果が小さいですが、コマンドが多くターゲットが複数だと効果が大きいです。SCSIではターゲットがコマンド処理実行完了していなくても接続を切ることができます。ターゲットに多くのコマンドを送り接続を切り、別のターゲットに接続して多くのコマンドを送ることができます。複数のターゲットが同時に多くのコマンド処理の実行ができ効率が上がります。

出典
コマンドキューイング - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
コマンドキューイング 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(2000/07/21公開記事)


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