HDMIのCEC(Consumer Electronics Control)とは?

最終更新日 2023年09月07日

HDMI の CEC(Consumer Electronics Control)とは何か

HDMIによるシステムコントロール(HDMI CEC:Consumer Electronics Control)について には、CEC(Consumer Electronics Control)について以下のとおり書かれています。
弊社製HDMI CEC対応AVサラウンドアンプを、他社製HDMI CEC対応テレビやDVDレコーダー等とHDMIケーブルで接続することにより、テレビのリモコン1つでシステム全体の電源連動や音声切換、ボリューム調整などの主要動作を行うことが可能となり、さらに使い勝手よくユーザーフレンドリーな操作性を実現します。
「HDMI CEC」――AV機器メーカーによる囲い込みポイント - ITmedia NEWS には、以下のとおり書かれています。
 HDMIは、映像や音声以外の信号にも対応する。これを利用するのが、HDMI 1.2aで定義された「Consumer Electronics Control」(CEC)で、テレビやレコーダーなどの機器間で制御信号をやり取りすることにより、お互いを操作する。テレビからレコーダーの録画予約を行ったり、レコーダーの電源をONにするとテレビもあわせてONにされたりといった機能は、このCECによって実現されている。
CEC - Wikipedia には、CEC(Consumer Electronics Control)について以下のとおり書かれています。
Consumer Electronics Controlの略。HDMIで規格化されている機器制御信号と制御プロトコル。
CEC(Consumer Electronics Control)とは、HDMI 搭載機器を接続し、一方の機器からもう一方の機器を操作する仕組みを作るために定められたインターフェース規格のようです。

各メーカーが同様なインターフェース規格を独自に開発し機器に実装することもできると思われますが、それではメーカーが異なる機器を接続する場合は、お互いに操作できません。

メーカーの違いを気にせずにお互いに操作できる機器をそろえられるように CEC(Consumer Electronics Control)は開発されたと考えられます。

ITmedia NEWS の記事によると、CEC(Consumer Electronics Control)ではメーカー独自に操作命令を実装することは可能となっており、メーカーが異なる機器同士を接続すると、どちらも CEC(Consumer Electronics Control)に対応していても、お互いにできない操作が出てくることがあるようです。


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