HDMIミニ変換アダプタがPCケースと干渉してしまう例

最終更新日 2023年09月07日

あるデスクトップパソコンタワー型にビデオカードが搭載されており、そのビデオカードには映像出力端子の DVI-I が2つ、ミニ HDMI が1つあります。

このデスクトップパソコンタワー型と接続したい液晶ディスプレイには、映像入力端子の HDMI があり、それと接続するには HDMI ミニ変換アダプタが必要となります。

そこで、以下の2つの HDMI ミニ変換アダプタを用意します。


上と下どちらも左側がミニ HDMI オス（タイプCオス）、右側が HDMI メス（タイプAメス）です。大した違いはありませんが、上の方がケーブル部分がなく短くてコンパクトです。

しかし、ミニ HDMI オスから HDMI メスへ急にサイズが膨らむため、PC ケースと干渉してしまうことがあります。以下は、先のデスクトップパソコンタワー型に、短い方の HDMI ミニ変換アダプタを接続しようとした様子を写したものです。


この角度からだと接続されているように見えますが、実際は HDMI ミニ変換アダプタの右側が PC ケースと干渉してしまっており、奥まで差し込むことができず、接続されていません。

また、仮に PC ケースと干渉しなくても、隣の映像出力端子 DVI-I にケーブルが接続されていれば、そちらに干渉してしまい奥まで差し込むことができません。

以下は、先のデスクトップパソコンタワー型に、長い方の HDMI ミニ変換アダプタを接続した様子を写したものです。


こちらは PC ケースと干渉することなく奥まで差し込むことができています。また、隣の映像出力端子 DVI-I にケーブルが接続されていても干渉することはありません。

HDMI ミニ変換アダプタに限らず、このような接続インターフェースを変換するアダプタを選ぶ際は、形状に注意して選ばないと PC ケース等と干渉してしまい接続することができない場合があります。

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