メインメモリーは同じ規格でも速度が複数あるが違いとは?

最終更新日 2019年10月11日

データ転送速度(サイクル)(MHz)、データ転送速度(転送回数)(MT/秒)、モジュールのデータ転送速度(GB/秒)の違いとは

メインメモリーはモジュール規格(チップ規格)が同じであれば速度は同じですが、仕様等を見ると数値や単位が異なる速度が見られます。

例えば、 DDR3 SDRAM - Wikipedia を見ると、同じモジュール規格(チップ規格)でも複数の速度が見られます。

モジュール規格(チップ規格)が PC3-6400(DDR3-800) の仕様は、以下のとおり書かれています。

モジュール規格(チップ規格) PC3-6400(DDR3-800)
メモリクロック(MHz) 100
バスクロック(MHz) 400
転送速度(GB/秒) 6.400
データ転送速度(サイクル)(MHz) 800
データ転送速度(転送回数)(MT/秒) 800
モジュールのデータ転送速度 800MHz x 8B = 6,400MB/秒 = 6.4GB/秒

仕様にて速度の項目は4つありますが、「転送速度(GB/秒)」と「モジュールのデータ転送速度」は同じものを指すと考えられます。

各速度について説明がないので、あくまでも個人的な解釈を以下に書きます。Wikipedia にて編集した人の解釈とは違う可能性があります。

まず「データ転送速度(転送回数)(MT/秒)」についてです。メインメモリーはデータの転送を行いますが、1秒間あたりにデータを転送する回数が、「データ転送速度(転送回数)(MT/秒)」です。

「バスクロック(MHz)」はメモリーバスのクロックであり、DDR という技術によりメモリーバスクロックの立ち上がりと立ち下がり両タイミングでデータを転送するので、「データ転送速度(転送回数)(MT/秒)」の数値は「バスクロック(MHz)」の2倍となります。

「データ転送速度(サイクル)(MHz)」についてですが、データを転送するサイクルをクロックで表したものです。1秒間あたりにデータを転送する回数は 800 回なので、「データ転送速度(サイクル)(MHz)」は 800MHz となり、数値は「データ転送速度(転送回数)(MT/秒)」と同じ 800 となります。

「モジュールのデータ転送速度」についてです。メモリーバスは同時に1ビットしかデータを転送できないわけではなく同時に複数のビットデータを転送できますが、同時に何ビットのデータを転送できるのか示すのがメモリーバス幅です。

メモリー規格の DDR3 SDRAM のメモリーバス幅は 64 ビットです。1 バイトは 8 ビットなので、バイトにすると 8 バイトです。

「データ転送速度(サイクル)(MHz)」とメモリーバス幅を掛ければ、「モジュールのデータ転送速度」を求められます。

メインメモリーをメモリーモジュールと呼ぶことがありますが、「モジュールのデータ転送速度」はメインメモリーのデータ転送速度と言えます。


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