初回お試しのつもりが定期購入契約になるトラブルに注意

最終更新日 2023年09月07日

初回お試しのつもりが定期購入契約になるトラブルとは

オンラインショップで販売されている健康食品や化粧品等には、初回お試しのみ価格が安くなっている商品が見られます。

例えば、通常価格は5,000円のところ初回お試しのみ500円だったら、興味を持ち安いから試しに買ってみようとする人が多いと思います。

実際に初回お試し価格で商品を購入し、しばらく経ってから買っていないのに再度同じ商品が届き、通常価格を請求されるトラブルが急増しています。

国民生活センターによるとトラブルに関する相談件数は、以下のとおりです。

2011年 520件
2012年 830件
2013年 1471件
2014年 1785件
2015年 5620件
2016年 14314件

相談急増!「お試し」のつもりが定期購入に!?−低価格等をうたう広告をうのみにせず、契約の内容をきちんと確認しましょう−(発表情報)_国民生活センター「お試し」のつもりが「定期購入」に!?第2弾−健康食品等のネット通販では、契約内容や解約条件をしっかり確認しましょう−(発表情報)_国民生活センター にてトラブルに関する情報が詳しく掲載されています。

・初回お試し価格で購入後、定期購入契約になってしまっており再度同じ商品が届き通常価格を請求される

なぜ初回お試しのつもりが定期購入契約になるトラブルが起きるのか

なぜこのようなトラブルが起きるのかというと、定期購入契約に関する内容が見づらく書かれており、購入者は初回お試しのつもりで買ったが定期購入契約になってしまっているからです。

購入者の確認不足のように見えますが、定期購入に関する条件が小さい文字で書かれている等、見づらくなっており、購入者の自己責任とは言い難いです。

急いで定期購入を解約しようにも解約は電話でのみ受け付けており、おまけに電話がなかなかつながらず解約が困難な場合があります。そして、また商品が届き通常価格を請求されます。

電話が早くつながったとしても、定期購入をやめるなら2回目等に限らず初回も通常価格を請求される場合があります。

・定期購入契約になることを知らせる内容が小さい文字で書かれている等、消費者にとってわかりづらくなっている
・簡単には解約できないようになっている

初回お試しのつもりが定期購入契約になるトラブルに遭わないために何に気をつければ良いのか

このようなトラブルに遭わないためには、商品購入前に定期購入契約や解約条件に関する内容が書かれていないのか確認が必要です。

定期購入契約になるとわかりやすく書かれており、またすぐに解約できると書かれていても電話でのみ解約可能等、何かおかしいと感じる解約条件が書かれているなら要注意です。

事業者の名前や連絡先があるのかも確認が必要です。なければ連絡がつきません。

商品名や事業者等のキーワードを利用してインターネットで評判について調べてみることも重要です。既にトラブルに遭った人が、インターネット上で情報を提供している可能性があります。

もし初回お試しのつもりが定期購入契約になってしまっているトラブルに遭遇したら、消費生活センターへ相談すると良いです。

・定期購入契約や解約条件に関する内容が書かれていないのか確認する
・事業者の名前や連絡先が書かれているのか確認する
・事業者や商品に関する評判をインターネットで調べる


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