モバイルノートパソコン

最終更新日 2023年09月07日

モバイルノートパソコンとは

モバイルノートパソコンとは、画面サイズが14インチ型以下であり、外に持ち出して使いやすいノートパソコンです。

軽くて持ち運びしやすくバッテリー動作時間が長いので、電源コンセントがない環境でも長く使えます。

重量、バッテリー動作時間に基準がありませんが、14インチ型以下だと軽くてバッテリー動作時間が長い場合が多いです。

14インチ型以下であっても、重量がありバッテリー動作時間が短いノートパソコンもあります。

B5サイズ

昔はB5サイズノートパソコンという呼び方がありました。

B5サイズノートパソコンとは、本体の縦と横のサイズがB5サイズのノートパソコンです。

B5サイズと完全に一致するわけではなくB5サイズと同じくらいという意味であり、B5サイズよりも大きい、または小さいこともあります。

B5サイズノートパソコンのB5サイズは、B5ファイルサイズを略しており、用紙のB5サイズではなくB5ファイルサイズです。

B5ファイルサイズは用紙のA4サイズに近いので、用紙のA4サイズと同じくらいのノートパソコンがB5サイズノートパソコンです。

用紙サイズのA4サイズが収納できるバッグやケースに収納しやすく、A4サイズの書類等と重ねて持ち運びしやすいです。

画面サイズが12〜14インチ型だとB5サイズノートパソコンに当てはまります。

12〜14インチ型、11インチ型以下

モバイルノートパソコンの特性は画面サイズによって違いますが、大まかに分けると12〜14インチ型、11インチ型以下に分けられます。

12〜14インチ型

12〜14インチ型は、携帯性と性能のバランスが取れており、携帯性とはサイズが小さくて軽く持ち運びしやすいことです。

画面サイズやキーボード面積は使いにくいほど狭くはなく人によっては丁度いいと感じるくらいであり、持ち運びしやすさと使いやすさを両立しています。

発熱が大きい高性能CPUや高性能GPUの搭載はできませんが、一般的な用途であれば十分な性能を持てます。

ノートパソコンの中で最高クラスの性能を持てませんが、技術進歩によりCPU等の性能が底上げされたため、12〜14インチ型の中で平均的な性能でも十分な人が多いと思われます。

11インチ型以下

11インチ型以下は、携帯性が高いですが、性能の制限が厳しいです。

性能が十分であっても画面とキーボード面積が狭く、多くの人が使いにくいと感じると思われます。

外付けディスプレイと外付けキーボードを併用すると使いやすくなりますので、自宅等の屋内使用では画面とキーボード面積の狭さを解消できます。

性能等を犠牲にしてでも、とにかく携帯性を重視する場合に適しています。

例えば、片手にノートパソコンを持ち、もう片方の手で操作する使い方に適しています。

ゲーミングモバイルノートパソコン

ゲーミングモバイルノートパソコンは、PCゲームのプレイに限らず動画編集や画像編集にも適しているほど性能が高いです。

12〜14インチ型ではありますが、一般的なモバイルノートパソコンと比べると厚さ、重量が増しており、バッテリー駆動時間が短いです。

持ち運びのしやすさを犠牲に性能を重視しており、ゲーミングパソコンを外に持ち出して使用したい等、特殊な用途向けです。

モバイルノートパソコンと性能

小型化と軽量化を行うため、搭載可能なPCパーツの制限が大きいです。

本体の内部空間が狭く冷却性能が低くなるため、発熱が大きい高性能なCPUやGPUを搭載できません。

搭載すると、他の部品も熱くなり過ぎて問題になります。

モバイルノートパソコンが搭載できるCPUに限り、そのCPU全体の中での高性能CPUは、昔は使い物にならないほど性能が低かったですが、今では十分高いです。

光学ドライブを省き小型化と軽量化を進めた場合が多いですが、外付け光学ドライブを別途で用意すればCD、DVD、ブルーレイディスクを使用できます。

モバイルノートパソコンと価格

小型化と軽量化にコストがかかるので昔はどれも価格が高く、外に持ち出して使うためであってもサイズが大きくて重いが価格が安い据え置きノートパソコンを選ぶのもありでしたが、今では価格が安くなり購入しやすくなりました。

安かろう悪かろうと言うほどではありませんが、価格が安くなるほど厚みや重量がある、性能が低い、バッテリー動作時間が短い等、劣る点が目立ってきます。

モバイルノートパソコンと屋内使用

モバイルノートパソコンは、自宅等の屋内で使用する場合でも向いています。

あまりにも画面サイズが小さいと向いていませんが、13〜14インチ型もあれば十分広くて見やすいです。

屋内の様々な場所に持ち運びしやすく、バッテリー動作時間が長いので電源コンセントが近くにない場所でも長く使えます。

膝の上に置いて使ったり、床の上に置いて寝転がりながら使ったりしやすいです。

無線LAN環境を構築し自分の部屋に限らずリビングやベランダ等においてワイヤレスで使用する場合も適しています。

モバイルノートパソコンとメインマシン、サブマシン

サブマシン

モバイルノートパソコンはサイズが小さく軽いので持ち運びしやすいですが、小型化・軽量化のため機能や性能が犠牲になっています。

本体サイズが小さいので画面とキーボード面積が狭く、広い画面を必要とする作業だと効率が上がらず、自分にとってキーボードが窮屈の場合だとキーを打ちにくく作業効率が上がりません。

モバイルノートパソコンの本体は内部スペースが狭いので冷却性能を高くできず、発熱が大きい高性能CPUやGPUを搭載できません。

他にも様々なデメリットがありますが、モバイルノートパソコンはメインマシンとして使用するのではなく、サブマシンとして使用するのに向いています。

自宅等の屋内ではデスクトップパソコンや据え置きノートパソコンを使用し、屋外ではモバイルノートパソコンを使用する、このように2台のパソコンを導入して使い分けるとよいです。

メインマシン

モバイルノートパソコンがメインマシンに向いているか向いていないかは人それぞれです。

画面サイズが約13インチ型もあれば、画面やキーボード面積が十分広いと感じる人は少なくないと思います。

CPUやGPUは技術進歩により性能が底上げされており、モバイルノートパソコンの中で標準的な性能でも十分と感じる人は少なくないと思います。

自宅等の屋内では、外付けディスプレイや外付けキーボードと併用すると、デスクトップパソコンの使用感覚に近くなります。

屋外ではモバイルノートパソコンの小型・軽量であるメリットを享受でき、自宅等の屋内では小型・軽量である故に生じるデメリットをカバーできます。

モバイルノートパソコンではCPUやGPUの性能が足りなければ、モバイルノートパソコンをサブマシンとし、メインマシンとしてデスクトップパソコン等を導入するとよいです。


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