パソコンのワッシャー

最終更新日 2023年09月07日

基礎

ワッシャーとは、ねじと組み合わせて使用する金属製の輪です。座金と呼ぶ場合もあり、ざがねと読みます。ねじ穴に入れる前に、ねじをワッシャーに通します。ねじを締めると、ねじの頭とねじ穴周辺の間にワッシャーが存在するようになり、ねじを締めるときにねじ穴周辺が傷が付きにくくなる効果があります。

必要性

パソコンではPCケースにマザーボードを取り付けるときに絶縁ワッシャーが必要な場合があります。ねじ穴周辺に配線パターンがあり、ねじ、スペーサーが配線パターンに接触すると傷が付いたり短絡(ショート)する場合に使用します。スペーサーが配線パターンと接触する場合、マザーボードの表側に限らず裏側にも必要です。裏側ではマザーボードとスペーサーの間に絶縁ワッシャーを挟みます。

絶縁ワッシャー

絶縁ワッシャーとは、電気を通さない物質で作られたワッシャーです。

スプリングワッシャー

スプリングワッシャーとは、一箇所に切れ目があり、らせん状の形状をしたワッシャーです。ばね座金と呼ぶ場合もあります。ねじを締めるとスプリングワッシャーが反発し、ねじの頭とねじ穴周辺に強い力で密着し、ねじが緩みにくくなる効果があります。

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