ドーターカードとメザニンカードの違いとは?

最終更新日 2023年09月07日

ドーターカードとメザニンカードの違いとは何か

Insider's Computer Dictionary:ドータカード とは? - @IT には、以下のとおり書かれています。
ドータカードや拡張カードの上にさらに小型の拡張ボードを指す場合、そのようなボードはメザニンボード(メザニンカード)と呼ばれる。
マザーボード上に取り付けて機能を追加でき、特定のマザーボード専用に作られている拡張カードのことをドーターカードと呼ぶことが多いですが、ドーターカードや拡張カードの上に取り付ける拡張カードのことをメザニンカードと呼ぶそうです。

メザニンカード(ドーターボード)とは - IT用語辞典 では、マザーボード上に取り付ける拡張カード、拡張カードの上に取り付ける拡張カード、どちらもドーターカード、またはメザニンカードと呼ぶとしています。

名称の由来について、以下のとおり書かれています。
“mezzanine” (メザニン)は「中二階」「立体架台」などの意味で、主基板の上に平行に重なるように取り付けた姿をなぞらえて付けられた名称である。また、“daughter” (娘)の名称は、電子機器の主基板を「マザーボード」(mother:母)と呼ぶことから連想されたものとされる。
この名称の由来によると、マザーボード上に取り付ける拡張カード、拡張カードの上に取り付ける拡張カード、どちらもメザニンカードと呼ぶのに相応しいと思われます。

マザーボード上に取り付ける拡張カードはドーターカードと呼ぶことにし、拡張カードの上に取り付ける拡張カードはマザーボードから離れますのでドーターカードとは呼ばずにメザニンカードと呼ぶのも、両者を用語で区別するためにありなのではないかと思います。

ドーターボード - Wikipedia には、以下のとおり書かれています。
ドーターボードは主基板に対して小さな追加基板の総称である。ドーターカード(Daughter card)とも呼ばれ、ボードの上に平行に備え付けられていて、スペーサーやセパレータで隔てられている形態では、劇場の中二階(メザニン)のように積み重ねられていることからメザニンカードと呼ばれることがある。
マザーボードの上に平行に取り付け、マザーボードとドーターカードの間にスペーサーやセパレーターがある場合は、メザニンカードとも呼ぶことがあるそうです。

Wikipedia の記事によればドーターカードには明確な定義がないそうなので、メザニンカードにも明確な定義はないと考えられます。ドーターカードとメザニンカードの違いについて明確に述べることは難しく、考えても仕方のないことだと思います。


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