ノートPC(Let's note S9(CF-S9JYF2DC))で社外ACアダプター(M4047)使用例 - ACアダプター

最終更新日 2023年09月07日

Let's note S9 の純正アダプターの仕様

Panasonic（パナソニック）のノートパソコン Let's note S9（品番 CF-S9JYF2DC）に付属している純正ACアダプター（品番 CF-AA6372B）の仕様は、出力電圧 16V、定格電流 3.75A、出力電力 60W（16V×3.75A）、極性はセンタープラス、プラグの外径 5.5mm 内径 2.5mm です。

仕様には、プラグの外径と内径までは記載されていませんが、持っている外径が 5.5mm、内径が 2.5mm のプラグ変換アダプターと見た目が同じであり、ノートパソコン Let's note S9（CF-S9JYF2DC）のジャックにぴったり差し込めたので、間違いありません。

Let's note S9（CF-S9JYF2DC）付属ACアダプター

この仕様から、Let's note S9（CF-S9JYF2DC）で社外ACアダプターを使用するなら、出力電圧 19V、定格電流 3.75A 以上、出力電力 60W 以上、極性はセンタープラス、プラグの外径 5.5mm 内径 2.5mm の条件を満たすACアダプターを選べば良いことがわかります。

使用する社外ACアダプターの仕様

今回は、TOPLAND（トップランド）のACアダプター M4047 を使うことにします。

TOPLAND のACアダプター M4047

ACアダプター M4047 の仕様は、出力電圧 15V, 16V, 18.5V, 19V, 19.5V、定格電流 4A、最大出力電力 80W です。プラグは9種類付属しており、取り付けるプラグによって出力電圧が自動設定されます。プラグの外径と内径は、仕様に記載されていませんでした。

ACアダプター M4047 の仕様に、極性について記載されていませんでしたが、様々なメーカーのノートパソコンに対応しているとされており、センタープラスで間違いありません。一般的にノートパソコンの極性は、センタープラスです。

ACアダプター M4047 は USB 出力にも対応しており、USB ポートは3つあります。USB 出力では、出力電圧 5V、定格電流は合計 3A です。USB 出力使用時は、プラグ出力の定格電流は 4A から 3.3A となります。

ACアダプター M4047 付属プラグの適合表

ACアダプター M4047 に付属している各プラグには型番が付いており、HG1, HG2, HG3, HG4, HG5, HG6, HG7, HG8, HG18 があります。仕様によると、適合表は以下のとおりです。

メーカー	TOSHIBA		SONY		FUJITSU			IBM
出力電圧	15V	19V	16V	19.5V	16V	19V	19.5V	16V
プラグ	HG1	HG5 HG6	HG2	HG8	HG2	HG5 HG6	HG8	HG3

メーカー	HP		Panasonic		Acer	SAMSUNG
出力電圧	18.5V	19V	16V	19V	19V	19V
プラグ	HG4	HG18	HG3	HG5	HG5 HG6	HG7

ノートパソコン Let's note S9（CF-S9JYF2DC）で使うなら、HG3 のプラグが合いそうです。出力電圧は 16V となっており、純正ACアダプター（CF-AA6372B）の出力電圧と一致します。ただし、プラグの外径と内径は同じに見えますが、プラグの長さ（金属部分）が合いません。

左側：HG3 のプラグ、右側：純正ACアダプター（CF-AA6372B）のプラグ

動作検証結果

ノートパソコン Let's note S9（CF-S9JYF2DC）にACアダプター M4047 を接続することはできましたが、プラグの長さが一致しません。ACアダプター M4047 のプラグの方が長いので、プラグの金属部分が露出してしまっています。

プラグの金属部分が露出

ACアダプター M4047 を接続すると正常に動作し、バッテリーに正常に充電できていますので、通電はできているようですが、露出部分に別の金属等が接触してショートしてしまうリスクがあります。

露出部分は小さいので、あまり神経質になる必要はないと思いますが、安全性を求めるならプラグの長さも一致する別の社外ACアダプターを使う方が良さそうです。

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