電源ユニットの定格出力

最終更新日 2024年12月18日

電源ユニットの定格出力とは

基礎

電源ユニットの定格出力とは、電源ユニットが指定された条件下で安全に達成できる最大の 出力 です。テイカクシュツリョクと読みます。

定格出力≠PC消費電力

電源ユニットの定格出力が最大の出力のため、電源ユニットの定格出力がパソコンの消費電力になるわけではありません。パソコンの消費電力が定格出力と等しくなれば、電源ユニットの定格出力とパソコンの消費電力が同じになりますが、まずそうなりません。一般的に、実際に電源ユニットが出力する電力が、定格出力にならないように余裕を持たせるためです。

電源ユニットの定格出力の目安

標準的な性能までなら400W程度

パソコンの性能が標準的な性能までの場合、消費電力がアイドルで70〜100W程度、高負荷時でも100〜200W程度のため、電源ユニットの定格出力の目安が400W程度です。

定格出力が大きすぎても気にする必要なし

電源ユニットの負荷率 が50%のとき、 変換 時の 損失 が最も小さいです。パソコンの消費電力と比べて定格出力が大きすぎると、損失が大きくなります。しかし、損失の差が、電源ユニットの違いに埋もれてしまう程度の差しかありません。このため、定格出力が大きすぎても気にする必要がありません。

出典

定格出力(ていかくしゅつりょく)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
自分のPCに合った出力の電源を買わないと無駄 | 日経クロステック(xTECH)(2009/09/17公開記事)


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