JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 2.0)
最終更新日
2025年04月06日
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 2.0)とは
基礎
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 2.0)とは、JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 1.0)を改訂し、輝度が高いディスプレイや無線LAN等の普及を考慮した、バッテリー駆動時間の測定法です。ジェイタバッテリードウサジカンソクテイホウバージョンニイテンゼロと読みます。略してJEITA測定法(Ver. 2.0)と呼ぶ場合があります。改訂の背景
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 1.0)では、測定する際のディスプレイの輝度が低く、無線LANを使用せず、動画ファイルの連続再生でかかる負荷が低いです。当時と比べてディスプレイの輝度が高くなり、無線LANが普及し、実利用でかかる負荷が高まりました。従来の測定法によるバッテリー駆動時間と、実利用のバッテリー駆動時間との差が大きくなり、JEITAが測定法を改訂しました。(Ver. 2.0)で短くなるバッテリー駆動時間
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 2.0)によるバッテリー駆動時間が、JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 1.0)のバッテリー駆動時間の7〜8割になると、JEITAが予測していました。2014年の夏に発売のノートパソコンを見てみると、6〜9割と幅が見られました。つまり、(Ver. 1.0)から(Ver. 2.0)になると変化するバッテリー駆動時間の長さが、ノートパソコンによって大きく異なります。2014年4月以降から開始
2014年4月以降に発売のパソコンから、仕様等にJEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 2.0)によるバッテリー駆動時間の記載が始まりました。2014年4月以降でもJEITA測定法(Ver. 1.0)記載可能
ノートパソコンによって測定法が異なると、バッテリー駆動時間の比較が難しくなります。JEITAでは、両者の記載を認めています。ただし、2014年4月から約1年間です。下記は、記載例です。バッテリー駆動時間(JEITA 2.0/1.0) | 5.6時間/7.0時間 |
バッテリー駆動時間 | JEITA 2.0 | 5.6時間 |
JEITA 1.0 | 7.0時間 |
左右に並べる場合は、左側にJEITA測定法(Ver. 2.0)によるバッテリー駆動時間を記載する、上下に並べる場合は、上側にJEITA測定法(Ver. 2.0)によるバッテリー駆動時間を記載することを、JEITAが推奨しています。
出典
・JEITA、約13年ぶりにバッテリー測定基準を改訂 | 日経クロステック(xTECH)(2014/06/10公開記事)
・JEITA、約13年ぶりにバッテリー測定基準を改訂(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2014/06/10公開記事)
・JEITA、約13年ぶりにバッテリー測定基準を改訂(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2014/06/10公開記事)
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