バッテリー駆動時間の延長

最終更新日 2024年11月24日

バッテリー駆動時間の延長とは

基礎

バッテリー駆動時間の延長とは、バッテリー駆動時間を延ばすことです。また、延びることです。バッテリー・クドウジカン・ノ・エンチョウと読みます。

延長すると延命につながる

バッテリー駆動時間を延長しなくても足りるなら延長しなくても良さそうです。しかし、延長するとバッテリーの充電量や放電量が減るため、バッテリーの延命につながります。

バッテリー駆動時間の延長方法

ディスプレイの輝度を低くする

ノートパソコン等のディスプレイの消費電力が大きいです。 ディスプレイの輝度 を低くすると消費電力を小さくでき、バッテリー駆動時間を延長できます。

光学ドライブを使用しない

ノートパソコンの光学ドライブの消費電力が大きいです。光学ドライブを使用しなければ消費電力が小さくなりバッテリー駆動時間が延長します。例えば使用する光ディスクのデータを内蔵ストレージに保存し、内蔵ストレージからデータを読み込み使用すれば良いです。内蔵ストレージも電力を消費しますが、光学ドライブより消費電力が小さいです。

使用しない周辺機器を外しておく

ノートパソコン等にUSBメモリー、無線LANアダプター、光学式マウス等の周辺機器を接続していると電力を消費します。周辺機器を使用していなくても、ノートパソコン等のCPU等が周辺機器のために電力を消費します。使用しない周辺機器を外しておくと消費電力が小さくなり、バッテリー駆動時間が延長します。ただし、周辺機器によっては消費電力が小さいため、ほとんど変わりません。例えばUSBメモリーの場合、使用していなければ消費電力が小さいため、外してもあまり変わりません。

スタンバイではなく休止状態にする

しばらくノートパソコン等を使用しない場合、スタンバイ、または休止状態にすると消費電力を小さくでき、バッテリー駆動時間を延長できます。休止状態の方がスタンバイよりもバッテリー駆動時間を延長できます。スタンバイは復帰が速くなるようにメインメモリーのデータを保持するため、電力を消費するためです。休止状態は復帰が遅くなりますが、メインメモリーのデータを保持しないため、電力を消費しません。休止状態になる前に、メインメモリーのデータをストレージに移します。厳密には休止状態でも電力を消費しますが、ほぼゼロです。

休止状態だと復帰が遅く不便です。また、メインメモリーからストレージにデータを移すための消費電力が発生します。ノートパソコン等を使用しない時間が短ければスタンバイ、長ければ休止状態にすると良いです。Windows XPより古い場合、休止状態にすると復帰が異常に遅かったり動作が不安定になったりします。この場合、休止状態ではなくスタンバイ、またはシャットダウンにすると良いです。

電源オプション

Windowsの電源オプションを利用し、消費電力が小さくなるように設定すると、バッテリー駆動時間を延長できます。例えば何も操作等しない場合、5分後にディスプレイの電源が切れるように設定したり、5分後にスタンバイになるように設定したりします。Windows XPの場合、画面右下にあるバッテリーのアイコンを右クリックし、「電源プロパティの調整」を選ぶと、電源オプションを利用できます。

出典

バッテリー延命術・外出先で長時間使う実践編 | 日経クロステック(xTECH)(2007/05/28公開記事)
バッテリー延命術・外出先で長時間使う実践編(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2007/05/28公開記事)
バッテリー延命術・外出先で長時間使う実践編(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2007/05/28公開記事)


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