デュアルコアプロセッサー

最終更新日 2024年01月10日

基礎

デュアルコアプロセッサーとは、2つのコアを持つプロセッサーです。デュアルコアCPUと呼ぶ場合もあります。

デュアルコアプロセッサーのメリット

デュアルコアプロセッサーのメリットとは、性能が高いことです。実質的にプロセッサーが2つあり、大雑把に言えばプロセッサーが1つの場合と比べて性能が2倍です。同等の性能を実現するなら1つのコアよりもコストが安いメリットもあります。

用語

コアとは、計算を行う演算回路です。プロセッサーとは演算装置の別名ですが、ここでのプロセッサーはマイクロプロセッサーを指します。マイクロプロセッサーとは、LSIにしたCPUです。CPUとはCentral Processing Unitの略で、演算装置と制御装置が組み合わさった装置です。LSIとはLarge Scale ICの略で、大規模な集積回路です。

シングルコアかつハイパースレッディングでもデュアルコアではない

インテルのハイパースレッディング対応シングルコアプロセッサーの場合、デュアルコアプロセッサーのように見えますが、実際に持つコアが1個なのでデュアルコアプロセッサーではありません。ハイパースレッディングとは、1つのコアを論理的に2つのコアとして動作させる技術です。

・デュアルコアプロセッサー - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/19更新記事)

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