プロセッサーのラージコアとスモールコアの違い

最終更新日 2024年10月28日

プロセッサーのラージコアとスモールコアの違いとは

基礎

プロセッサーのラージコアとスモールコアの違いとは、ラージコアはコア1個の回路規模が大きくシングルスレッド性能が高い、スモールコアはコア1個の回路規模が小さくシングルスレッド性能が低い、以上の違いがあります。

スモールコアの方が性能を高めやすい

スモールコアはラージコアよりも全体の回路面積当たりの性能を高めやすい違いもあります。コアの回路面積を2倍にしても性能が約1.4倍にしかならない法則があるためです。例えばスモールコア2個とラージコア1個を比較するとします。それぞれの全体の回路面積が同じとします。マルチスレッド性能を追加したスモールコア2個の方が性能を高めやすいです。

スモールコアの方が消費電力を抑えやすい

スモールコアの全体の性能当たりの消費電力をビッグコアよりも抑えやすい違いもあります。消費電力が回路面積に比例するためです。スモールコアの方が全体の回路面積当たりの性能を高めやすいですが、別の視点だとスモールコアの方が某性能を実現するために全体の回路面積を小さくしやすいとなります。回路面積が小さくなれば消費電力が低くなります。全体の性能当たりの消費電力を抑えやすいとわかります。

出典

スモールコアの特性を生かす | 日経クロステック(xTECH)(2012/07/18公開記事)


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