ディスプレイの3D LUT(3 Dimensional Look Up Table)
最終更新日
2024年09月20日
ディスプレイの3D LUT(3 Dimensional Look Up Table)とは
基礎
ディスプレイの3D LUTとは3 Dimensional Look Up Tableの略で、RGB各色を加法混色した立体的なLUTです。スリーディー・ラットと読みます。RGB各色それぞれをx軸、y軸、z軸に割り当てた立方体のイメージが3D LUTです。
LUT
LUTとはLook Up Tableの略で、内部ガンマ補正を行う際に利用する表です。内部ガンマ補正では、パソコンからディスプレイに入力された色情報を計算し、ディスプレイにとって最適な色情報に変換しますが、その際に利用するのがLUTです。LUTと3D LUTの違い
LUTではRGB各色ごとにLUTがあります。R用LUTを利用して変換したR、G用LUTを利用して変換したG、B用LUTを利用して変換したB、それそれを加法混色して色情報を出力します。3D LUTではRGB各色ごとに分かれていません。RGB各色を加法混色した状態のまま変換して色情報を出力するため、LUTと比較すると色の再現性や階調の再現性が高くなります。
出典
・同じ色数でも画質が違うヒミツ――液晶ディスプレイの「最大表示色/LUT」に迫る:ITmedia流液晶ディスプレイ講座II 第4回(2/2 ページ) - ITmedia PC USER(2009/02/18公開記事)
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