ディスプレイの輝度の違いによる消費電力の比較
最終更新日
2023年09月07日
輝度が低いほど消費電力が低い
前置き
ディスプレイの輝度が低いほど消費電力が低いです。某メーカーの製品を用意し、輝度の違いで消費電力がどのくらい変わるのか検証しました。バックライトの種類の違いで消費電力がどのくらい変わるのかも検証しました。バックライトにCCFL採用製品とLED採用製品を用意しました。どちらも同じ某メーカーです。両者の仕様を比較すると大雑把に言えばバックライトの種類のみ違うと認識できました。某メーカーに問い合わせたところ、厳密にはバックライトの種類以外にも違いがあるが、バックライトの種類の違いが影響して他にも違いが生じたので、バックライトの種類のみ違う製品という認識で合っているそうです。
消費電力の測定条件
デスクトップの背景を白色に設定し、電力計(ワットチェッカー)を使用し消費電力を測定しました。消費電力の測定結果
輝度 | 消費電力(CCFL) | 消費電力(LED) |
---|---|---|
100% | 約58W | 約31W |
80% | 約48W | 約29W |
60% | 約43W | 約26W |
40% | 約35W | 約21W |
20% | 約32W | 約20W |
0% | 約17W | 約18W |
CCFLの消費電力を見ると、輝度を下げるほど消費電力が大きく低下しています。LEDでも同様ですが、CCFLと比べると消費電力の下がり方がなだらかです。
CCFLとLEDの消費電力を比較すると、輝度が高いほど消費電力の差が大きく、LEDの方が消費電力が低いです。輝度を下げていくと消費電力の差が縮まり、0%まで下げるとLEDの方が消費電力がわずかに高いです。
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