ディスプレイのディザリング

最終更新日 2024年09月24日

ディスプレイのディザリングとは

基礎

ディスプレイのディザリングとは、疑似フルカラーを実現する手法の一種で、複数のピクセルを組み合わせて中間色を表現する手法です。略してディザと呼ぶ場合があります。

疑似フルカラー

疑似フルカラーとは、フルカラーではないディスプレイで、表現方法を工夫して実現するフルカラーです。フルカラーとは、ディスプレイが表現する色数の一種です。一般的に色数が1677万7216色だとフルカラーと呼びます。

ディザリングのメリット、デメリット

メリット

ディスプレイでフルカラーを実現するとコストが高くなります。ディザリングにより疑似フルカラーを実現するとコストが低くなります。

デメリット

ディザリングでは複数のピクセルを組み合わせることができない場所で、本来の中間色を表現できない場合があります。例えばグラデーションを表示するとします。グラデーション上にマウスカーソルがある場所では、複数のピクセルを組み合わせることができない場所が出てくるため、その場所では本来の中間色を表現できません。ただし、極一部の場所に限られるため、よく見ないとわからないです。

このような問題があるため、ディザリングだと画質が低いです。それでもフルカラーの画質とほとんど変わらないため、画質重視の用途でなければディザリングで問題ありません。

出典

ASCII.jp:ワンランク上のSXGA液晶選び (3/5)(2002/08/10更新記事)


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