ディスプレイのフルカラー

最終更新日 2024年07月17日

ディスプレイのフルカラーとは

基礎

ディスプレイのフルカラーとは、ディスプレイが表現する色数の一種です。他の呼び方に、トゥルーカラーがあります。

1677万7216色

一般的に色数が1677万7216色だとフルカラーと呼びます。ただし、1677万7216色でもフルカラーとは限りません。疑似フルカラーの場合があります。疑似フルカラーとは、フルカラーではないディスプレイで、表現方法を工夫して実現するフルカラーです。

1677万7216色の求め方

ディスプレイが光の三原色、すなわち赤色、緑色、青色を組み合わせて色を表現します。一般的にフルカラーでは各色の階調が256階調です。各色を組み合わせるので、256×256×256=1677万7216色=約1677万色、と求められます。

フルカラーと階調

RGB各色8ビット合計24ビット

フルカラーとわかるようにRGB各色の階調をビットで表す場合があります。RGB各色8ビットの合計24ビットならフルカラーです。

階調の再現性が高い

フルカラーだと階調の再現性が高いです。階調の再現性とは、ディスプレイが表示する色や明るさの濃淡の段階数の正確さです。

内部ガンマ補正も重要

同じフルカラーでも階調の再現性が同じとは限りません。階調の再現性を高めるには、内部ガンマ補正も重要です。

フルカラーと疑似フルカラー

画質の違い

ディスプレイの画質が、フルカラーか疑似フルカラーかだけで決まるものではありません。そのため、フルカラーと疑似フルカラー、それぞれの画質を比較すると違いが小さいです。一見しただけでは違いを見分けるのが困難です。黒色から白色へ段階的に変化する画像等を表示すると違いがわかりやすいですが、それでもよく見ないと違いがわかりにくいほどです。そのため、パソコンで使用するディスプレイなら、一般的に疑似フルカラーで十分です。

出典

フルカラー - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/19更新記事)
フルカラー(full color)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
同じ色数でも画質が違うヒミツ――液晶ディスプレイの「最大表示色/LUT」に迫る:ITmedia流液晶ディスプレイ講座II 第4回(1/2 ページ) - ITmedia PC USER(2009/02/18公開記事)


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